失敗は即ネタにする。
言及記事というコバンザメ戦略
久しぶりに早く帰れたのでブログを書くことにした。わりと興味深い記事を見かけたのでそれをネタにしていた。いわゆる言及記事というやつである。この言及記事というものはわりとおいしい。以前これでも記事にしたように、ネタの供給と記事の宣伝を同時に行える。
今までちんぽ何本しゃぶりましたか？？ - Yahoo!知恵袋この知恵遅れな質問を見て、お前はいきなり何を書いているのかと思っただろう。これは俺がこのブログを始め...
とくにはてなブログの場合は相手に言及通知が飛ぶ上、ネタ元がはてブされていたらブックマークページにも表示されるのがデカイ。俺のような小規模ブログにとって人気ブログからの訪問者は貴重な存在である。
カチャカチャカチャ… ッターン！
そんなわけで言及記事を書いていた。で、やっぱこの文章の流れはよろしくないなと思い修正しようとした。修正範囲を選択し、キーを軽やかに叩き、エンターキーを叩きつける。カチャカチャカチャ… ッターン！
記事が公開された
は？
はてなテクノロジー
株式会社はてなは凄い。なにせ日本中の理系高学歴が嬉々として使うサービスを提供している。だいたいPC関連にうるさい人間というものは国産を嫌うことが多い。国産PCにクソみたいなソフトがプリインストールされたのがきっかけだろうが、だいたい国産というものはダサくて使いにくいと思っている。それなのにはてなは、そのうるさい連中が自ら使うようなサービスを創り出しているのだから大したものなのだ。名前が平仮名とは思えないレベルだ。
そんなはてなが提供しているブログサービス「はてなブログ」は、上で書いたようには言及通知を飛ばすことが出来る。というか勝手に飛ぶ。だいたいプログラマーというのは自動化が好きなモノだが、IT企業であるはてなの人達もそうなのだろう。全部自動でやってくれる。そこに人間的躊躇は一切ない。速さこそ正義なのだ。
暴発して自爆
というわけで記事が公開されると同時に言及通知が無慈悲に飛ぶ。速い。と言うか早い。この記事は全力で未完成、まだ見せられる状態ではない。どっかのザッカーバーグも「完璧を目指すよりまず終わらせろ」とか言ってますよ。「速く動いて失敗せよ」とも「世界はオープンであればあるほどいい」とかも言っている。でもこれはいくらなんでもねーだろ。内容は前置きの段階だし、文章は途中で途切れている。ジェットコースターで例えるならカタカタと最初の坂を登っていて「来るか、来るか」と思っていたらそこから先レールが無いようなものだ。夢の国ではなく黄泉の国へ行ける。
とりあえず状況を一瞬で把握した俺は記事を消すことを決意。通知が飛んでしまったのは仕方ないが、この状態で公開するのは避けたい。それには消すしか無い。俺は自爆ボタンを叩いた。
とは言ったものの、今まで書いた文章が消えるのは忍びないので全選択&コピーだけして救出。人は冷静さを失ってはならない。
だいたい満足
ミスった時には焦ったし怒りもしたが、こうやって文章に書いていたら落ち着いてきた。というかもういい。なのでこれを貼って終わりとする。
