気がついたら注文していたので、どうしてこうなったのか記録を残しておく。
今回が初タブレットとなるわけだが、割と前からタブレットは欲しかった。理由を列挙してみる。
1.電子書籍を読みたい
本を購入するようになってから場所を取るのが気になってきた。買い始めた当初は「たかが本なんて大して場所取らないだろう」と考えていたが、時間が経つに連れてそうも言っていられなくなってきた。世の読書家から見れば大した量ではないのだろうが、部屋が狭いのでそうも言っていられない。しかも俺は本にメモを書くので売り払うこともできない。なので俺の中で電子書籍の需要は年々高まっていた。
更に携帯性の問題がある。昔旅行するときなどは文庫本を10冊以上カバンに詰めたりしていたが、最近はそうも出来なくなってきた。というのも300ページ以上の厚めな本を買うことが多くなってきたため、気軽に持ち出せなくなってきたのだ。しかも持ち出せないので中々読み進めることもできない。結果、積ん読が増えることとなってしまった。
従って俺は場所の問題と携帯性の問題から電子書籍に手を出したく、その為にタブレットが欲しいのだ。
2.カッコイイから
既に持っている人は「いや、別にタブレットが優れているわけで、持っている人間が優れているわけではないから」と言いたくなるだろう。そんなの100も承知である。だけどあるだろ、新しいガジェットを持ちたいという欲求が。iPadを速攻で買った人間は間違いなくこの欲求が強いと思う。
なによりタブレットというものは実に未来っぽくていい。俺がタブレットを欲しいと最初に思ったのはこれを見た時だった。
この映画に出てきたタブレットがこれである。
シースルーでフレームに物理ボタン / 劇場版 ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET [DVD]より
この映画は2002年のもので、当時見ていた俺は「なにコレ欲しい」と思った。俺がタブレットを初めて知ったのはコレだったと思う。調べてみるとMicrosoft Windows XP Tablet PC Edition が登場したのも2002年なので、それからアイデアを思いついたのだろう。実際操作画面もどこかXPに似ている。
このシーンで俺が新しいと思ったのは携帯用の通信端末をわざわざカバンから取り出すところにある。
専用のカバンから / 劇場版 ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET [DVD]より
サンダーバードやウルトラ警備隊など、SFの携帯通信端末といえば腕時計型が一般的だった。テレビ電話も出来るのにこんなに小さいというのが売りである。だが携帯電話が普及してきた時代にあえて画面のデカさを優先し、カバンに入れて持ち運ぶというところに俺は未来を感じたのだ。タブレットのアイデアそのものはApple対サムスンの訴訟で話題になった2001年宇宙の旅を始め昔からあるものだが、それを日常的に使うものとしてサラッと登場させたのは評価に値すると思う。
がんばって考えてみたが2つしかなかった。もちろん動画やアプリも使うだろうと考えている。だからKindle PaperwhiteではなくKindle Fire HDXにしたのだ。しかし動画やアプリに関してはPCかiPhoneのほうが便利に思える。そう考えるとやはりこの2つに絞られるのだ。
iPad mini RetinaやNexus7ではなくKindle Fire HDXを選んだかについてはまた今度。気が向けばの話だが。
続き
2011年のiPad2の登場からタブレットを買おうと考えていてついに買った。Kindle Fire HDX 7 64GBを。Kindle Fire HDX 7 ...