本しゃぶり

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実写版『ジョジョの奇妙な冒険』の住民的な感想

初日に見てきた。
俺、完全に杜王町の住民目線だった。

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シッチェスに行ったのはオレです。

行った、観た、書いた

ついに実写版『ジョジョの奇妙な冒険』が公開された。

さっそく見てきたので感想を書く。原作を読んでいる人間にとってはネタバレにならない。原作を読んでいない人間は、まず1巻から読むことを薦める。あの映画は原作を知っている前提の作りだ。

それで感想なのだが、観ながら一貫してこう思っていた。

俺は… この道に見覚えがある…
この海岸沿いの道を知っている
澄み渡る大気に満ちたこの街並みを!

以前記事に書いたように、俺は年末にシッチェスへ聖地巡礼してきた。

まだ予告動画も無かったため、見て回ったのは公式ツイッターで挙げられた場所がメインとなる。それでもその全てが本編でも使われ、他にも俺が行った場所が次から次へと出てきた。例えばこの店。

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わざわざ「杜王店」と名乗っているので、絶対に使われるだろうと思っていたらやっぱり出た。コンビニ強盗の男が最初に登場したシーンで。

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原作にもいるこいつ / 『ジョジョの奇妙な冒険』29巻より

今まで聖地巡礼は何度かしたことがあったが、どれも作品を観てから行った。だが今回は違う。行ってから観たのである。

行った当時は、これはどうなのかと思った。リゾート地なだけはあって、シッチェスはいいところである。しかし特別思い入れのある場所ではない。なので目線が観光に来たと言うより、下見に来た、となるのだ。街を歩いている間、ここは杜王町としてふさわしいのかとばかり考える。そんな奇妙な旅行となった。

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しかし後悔はしていない。なぜなら本編を観て確信した。行ったかいはあった、と。アンジェロがアクア・ネックレスを発動させた場所が、仗助たちの通学路が、俺には手に取るように分かる。「えっ あんな場所で殺人が」と、気分は完全に杜王町の住人である。自分の身近な場所で奇妙な事件が起きている。四部の背景にあるこの感覚を、俺は「言葉」ではなく「心」で理解できた。

それでも観た人の中にはこう言う人もいるだろう。「シッチェスは杜王町に見えない。やはり仙台で撮るべきだった」と。だが俺の場合は、シッチェスへ行く直前に仙台も聖地巡礼した

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おかげで仙台での記憶とシッチェスの記憶がシームレスに繋がっている。シッチェスの街並みを見ていると、「むかでや」の看板を、「いたがき」のメロンパフェを、昨日のことのように思い出す。目の前に映し出される景色は、完全に杜王町のそれだった。

というわけで先に聖地巡礼するというのも悪くないものだと知った。これは四部が日常の中に潜む恐怖の物語であるというのも大きい。以前に『オデッセイ』を観た時は、事前にヨルダンで撮影したと聞いた結果、火星のシーンがヨルダンの砂漠にしか見えなかった。ヨルダンには行ったことがあるため、この時はその思い出が邪魔をしたのだ。なので事前に巡礼するかどうかは、その作品におけるロケ地を使われ方によって決めるべきだろう。

映画の感想

進撃の巨人』に比べたら相当に原作通りと言っていい。観ているとこの感覚を味わえる。

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何だかんだで第2章も観ると思う。
あとアンジェロの後ろで岩が待機しているのには笑ってしまった。

終わりに

映画に限らず、娯楽というものはどのような形であれ、楽しめたかどうかが大事だと俺は考える。そして俺は実写版『ジョジョの奇妙な冒険』を存分に楽しめた。不満な点が無かったわけではないが、それでも観て良かったと自信を持って言える。少なくとも最近観た中では『パワーレンジャー』よりは良かった*1。なので気になっている人は自分の目で確かめるといい。

あ… もう一度
たっぷり言わせてもらいます。

行ったのは…… オレです!
たっぷり!

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