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本しゃぶり

骨しゃぶりの本と何かを繋げるブログ

【ヨルダン】立ち去る職員と立ち尽くす俺 / ビザをもらうまでの話

行ったとこ

次にヨルダンに行く人のためのメモ。

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メモ帳の写真は意識高い

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行く前の俺のために

ヨルダンに入るにはビザがいる。現地の空港でもらえると読んだが、どのようにすればいいかは分からなくて不安だった。なので同じ不安を持つ人のために俺がビザを取得した時の流れをメモしておく。なお、これを参考にして入国できなくても俺は責任を取らないのでよろしく。

自らの手で掴み取る

俺は今までビザのいる国に行ったことがない。俺にとってのビザの知識はアレだ。領事館の人間が避難民のためにひたすら書き続けたっていうやつ。だからわざわざ旅行前に領事館に行く必要があると思っていたので、ビザが必要な国は避けてきた。

しかしヨルダンに行こうと調べてみたら、ビザは空港で入国審査の時に無料でもらえるとなっているではないか。フリーツアーの申込用紙にはビザ取得代行(有料)の項目があったが、俺はネット及び地球の歩き方を信じ、ビザの用意をせず行くことにした。

また人の後についていく

そしてなんだかんだあってヨルダンのアンマン空港に到着。ここまで来て入国できなかったら泣くしかないなと思いつつ、人の流れに沿って進む。入国審査のカウンターは3種類あった。ヨルダン人、ビザ持ち、ビザ無しだ。

やってきた俺はとりあえず「VISA」「PASSPORT」と書いてあるカウンターがビザ無しだろうと推理した。だがいざ審査になって間違いでした!となるのも嫌なので目の前の男女二人組に尋ねてみた。例によって実際の会話は英語。

俺「すいません ビザ持っていない人はここに並べばいいですか?」
男「たぶんそうだよ 俺も初めてだからよく知らないけどね」

とりあえずこの人の後ろに並んでおけば大丈夫そうだ。

列が進むにつれカウンターにいる職員の顔も見えてきた。ビザなしのカウンターには2人の職員がいて、それぞれがビザ取得と入国審査を担当している。目の前の二人の番になった。二人同時に行ってやがる。この手のって一人ずつが基本じゃなかったっけ?まあ俺は一人だから関係ないけど。とりあえずパスポートを渡せばいいようだ。

俺がトップ

そしてついに俺の番。だがここですぐ進むのは素人。わかっている人間は職員が合図してから進み出す。ビザ担当の職員はこっちに目もくれずなんか書類をめくったりPCを弄ったりと忙しそうにしている。メガネをかけた神経質そうな男だ。この人は不法入国を防ぐ最後の番人。神経質なくらいでちょうどいいのだろう。俺は職員が合図してくれるのを待っていた。

……

5分経ってもまだ合図してくれない。もしかして進んでもいいのかなと考え、前に歩き出す。手のひらをこちらに向け、待てとジェスチャーするビザ職員。2歩進んで2歩戻る。後ろから大勢の視線を感じる。でも俺は悪くない。ビザなしのカウンターは他に2つあったが、そちらはスムーズに流れている。並んでいる位置が後ろの方なら移ることも考えたが、今の俺は列の先頭にいる。トップに立つ者がうろたえてはいけない。皆の見本になるべきなのだ。

そして立ち去る

ついにビザ職員が動いた。立ち上がりこちらを見る。ついに俺の出番か。そしてビザ職員はパスポート職員に何か伝えると、そのままカウンターを出て何処かへと立ち去ってしまった。列に並ぶ俺らには何の説明も無い。ただただ待たされる。いつ戻ってくるの?俺にくれるビザは?そんな思いが頭のなかを渦巻きながら先頭で俺は立ち尽くしていた。

今日やろう

もう何分待たされているかわからない。ビザ職員はまだ戻ってこない。一度、新たな職員が現れてパスポート職員と話したが、そいつもまたどこかへ行ってしまった。その時俺の背後からは複数のため息が聞こえたという。それでも俺達はおとなしく待ち続けた。

最初の時点で他の列に並んだほうが早かったなと思った頃、ついに我慢の限界が来たのか、一人の女性が質問の声を上げた。

女「すいません、ビザの職員は戻ってくるのですか?」
職「戻ってくるから待っていろ」
女「Soon?」
職「Today」
女「Majide!?」

まじで!? “今日”って言ったかあの職員。つまり「職員一体を対象とする。それは今日終了時までに戻ってくる。」って言ったのか?今11:00過ぎだぞおい。コップの中に半分水が入っている時「まだ半分ある」と考えるか「もう半分しかない」と考えるかでプラス思考かマイナス思考か決まるなんて話があるが、今の俺は断言できる。まだ“今日”は半分以上残っているッ!

電車が秒単位で遅れただけで問題になる国からやってきた俺は、入国前に中東時間の洗礼を受けた。こういう時のセリフを俺は知っている。文化が違う!

そして入国

幸いその後10分ほどでビザ職員は戻ってきて入国審査は再開した。特に質問されることもなく、流れ作業的にビザをもらって俺はヨルダンに入国した。こんな呆気無くていいのだろうか。

ビザ職員のせいで俺の入国は予定より遅れてしまった。そのため迎えに来ていたドライバーにどうして遅れたんだと訊かれたが、俺は「visa stuff go away」とだけ言って車に乗り込んだ。