本しゃぶり

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【ガッチャマンクラウズ】ガッチャマンにハマるのは20年以上前に決定していた

きっかけ

最終回だから。

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O・Dも変わるか / ガッチャマンクラウズ 11話より

ああ、ついにガッチャマンクラウズが終わってしまう。今期一番面白いアニメだった。少なくとも11話まで見た限りはそう言える。例えこの期に及んで総集編を混ぜてきたというのにだ。2回も総集編されるよりはマシだし。この作品は12話で終わるんだろうな。続きは劇場でとかなったら絶対に許さない。

あまりにハマったためか、まだ記事数の少ないこのブログだが現段階で25%がガッチャマンクラウズ関係の記事だ。書評ブログなのに。しかも書評関係ない記事まで書く始末。

考察したりとか

【アニメ考察】どうやって地球を滅ぼすか / “ガッチャマン クラウズ - 第05話 「Collaboration」” - 本しゃぶり【アニメ考察】どうやって地球を滅ぼすか / “ガッチャマン クラウズ - 第05話 「Collaboration」” - 本しゃぶり

5話見たがあいかわらず悪役してるなコイツ。ガッチャマンクラウズ5話 よりこの記事でも言ったが何か書きたい。 だから考察でも書いてみる。きっかけガッチャマン見て...

ハサミ買ったりとか

【レビュー】ガッチャマンを見てハサミを買う / “ フィットカットカーブ ジャストチタン ブルー ” - 本しゃぶり【レビュー】ガッチャマンを見てハサミを買う / “ フィットカットカーブ ジャストチタン ブルー ” - 本しゃぶり

フィットカットカーブ ジャストチタン ブルー出版社/メーカー:プラスメディア:オフィス用品クリック: 5回この商品を含むブログ (1件) を見る青いハサミきっか...

バード・ゴーしたりとか

【ガッチャマン クラウズ】iPhoneでバード・ゴーしてみた - 本しゃぶり【ガッチャマン クラウズ】iPhoneでバード・ゴーしてみた - 本しゃぶり

きっかけ俺もバード・ゴーしたい。まだカッコイイころの丈さん /ガッチャマンクラウズ4話よりガッチャマンクラウズ見ている人の7割ぐらいは同意してくれると思う。見て...

ここ最近のアニメの中でもハマりっぷりはかなりの上位に入る。というかこれに対抗できるのはガールズ&パンツァーぐらいだ。ではなぜ俺はこんなにハマってしまったのか考察してみたいと思う。

考察

という訳でなぜ俺がハマったか考察してみる。

クラウズ論壇

この作品にハマる人はどっぷりハマるようだ。そしてその理由は既にいろいろと語られている。ストーリーの構成や目新しさなどはクラウズ論壇の方々が頑張ってくれているおかげで俺は引っ張ってくるだけでいい。このへん読めば十分だろ。

アニメ『ガッチャマンクラウズ』語り大流行中!~クラウズ論壇の誕生~ - アニメとかコンテンツの雑文を書くブログ
『ガッチャマンクラウズ』は今年度最大の古臭いヒーロー作品。見る価値あるよ。 - ふわふわスマイル
「デス・ノート」を物差しに語る「ガッチャマンクラウズ」の面白さ。 - kande-takumaの別所
『ガッチャマンクラウズ』が盛り上がっていないのは絶対におかしい。:文学少女ゆりいかのブロマガ - ブロマガ
『ガッチャマン クラウズ』を薦めたくなる三つの理由。 - 脳髄にアイスピック

まあだいたいまとめると

  1. 正義
  2. SNS(ネット)
  3. キャラ

この3つの要素に釣られた感じか。わかる。俺もガッチャマンクラウズを語れと言われたらこの3要素を中心に持ってくる。じゃあこれでハマったのかと言われるとどうも腑に落ちない。何かが欠けている。

いつからか

じゃあ俺はどの時点でガッチャマンクラウズに興味を持ったのか。まだ暑かった頃を思い出してみる。初回だ。1話を見た時点でこれはキタと感じた。

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ガッチャ… キタァァァーーー / ガッチャマンクラウズ 1話より

この時はまだ敵がMESSだと思っていた頃だ。当たり前だがまだどんなストーリーかもわかっていない。なんかしゃべるSNSがあるなとか、TIGER&BUNNYみたいなスーツだなぐらいにしか思っていなかった頃だ。見続けたのは上記の3要素があったからかもしれない。しかし、それではあのビビっときた感覚が説明できない。他に理由があるはずだ。

バードニックウェーブを浴び過ぎた

そんなことを頭の片隅で考えていたら今読んでいる本にヒントが載っていた。

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前回の記事であるこれ。

【書評】利根川さんちょっと待って / “すべては「先送り」でうまくいく ――意思決定とタイミングの科学” - 本しゃぶり【書評】利根川さんちょっと待って / “すべては「先送り」でうまくいく ――意思決定とタイミングの科学” - 本しゃぶり

すべては「先送り」でうまくいく ――意思決定とタイミングの科学作者:フランク・パートノイ,上原裕美子出版社/メーカー:ダイヤモンド社発売日:2013/03/29...

こいつで取り上げられていたので買って読んでいた。まだ読み途中なのでこれ自体の紹介はまた今度に回すとして、この本の中に興味深い話が載っていた。心理学における「決定論」についてである。これはこのように説明されている。

心理学でいうところの「決定論」とは、私たちの思考や感情や行動は、すべて過去の出来事に原因がある考える立場のことをいう。

そのために自身の一番古い記憶を探れと書いてあったので探ってみた。そして確実に年齢がはっきりしている記憶にはこれがあった。

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鳥人戦隊ジェットマンである。俺が初めて見たスーパー戦隊であり、最も見たスーパー戦隊である。1992年の頃の俺はジェットマンの最終回を見て、その後レンタルビデオで借りた1巻(1~5話)を毎日のように繰り返し見ていた。実のところ俺はジェットマンを1~5話と最終話しか見たことがない。しかも最終回の記憶はほとんど残っていない。(後に成長してから最終回だけ見る機会があったので今は知っている。) そのため当時の俺の中でジェットマンは仲間集めをする物語だし、ジェットイカロスは予告の中の存在だ。

しかし繰り返し見ただけはあり、俺はジェットマンにハマっていた。その結果、ダイノバックラーが発売された後にクロスチェンジャーを購入し、オーラチェンジャーが発売してからもまだ腕につけていた。飛行機に対するイメージの半分はジェットマンで構成され、戦闘機は工事中のビルの中を飛べると思っていた。(ちなみにもう半分はサンダーバード。旅客機は墜落する。) 繰り返し見た影響は成長した現在にも及んでおり、バードニックウェーブのSEが別作品で流れるたびに今でも反応する。印象的なシーンを何十回と見ていたのだから仕方ない。バードニックウェーブを浴びた量なら俺は世界でもトップクラスだと思う。

さて、このジェットマンだがWikipediaに以下の記述がある。

戦隊のモチーフとなっているのは鳥で『科学忍者隊ガッチャマン』の作風を随所に取り入れた。スーツカラー・ジェットホークを含む5機の戦闘機・5人が翼を使って飛ぶ描写・主人公とサブリーダーのライバル関係また最終回でコンドルが死亡する所など、『ガッチャマン』と似ている点が多数見受けられ、5種の鳥のモチーフもほぼ『ガッチャマン』と同じであり、ある意味実写版『ガッチャマン』とも言える。

実写映画版ガッチャマンよりよっぽどガッチャマンしてる。やっと本題に戻ってきた。すべて「過去の出来事に原因があった」ということ。俺がガッチャマンクラウズにハマったのはジェットマンを見ていたからだ!

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これを見ると

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これが呼び起こされる

ガッチャマンクラウズにハマっている人は20代後半の人が多いに違いない。逆に批判している層にはこの年代が少ないだろう。真実に辿り着いてしまったようだ。もしジェットマンを見ていてガッチャマンクラウズが嫌いなら…… 浴びたバードニックウェーブの量が足りなかったのだろう。

まとめ

人間は過去に支配されている。


DVDなら1巻でジェットイカロスの勇姿が見れる [asin:B000803CG6:detail]