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タイムセール祭り常連の完全ワイヤレスイヤホン『Jabra Elite Active 65t』の使って分かる快適さ

完全ワイヤレスイヤホンのJabra Elite Active 65tを使い始めて3ヶ月が経った。
これは良さが使って分かるタイプの製品だ。

購入して3ヶ月

このイヤホンは小岩井ことりイチオシである。

とはいえ買った理由はこれを読んだからではない。マフラーと干渉しないイヤホンが欲しかったからだ。そのへんの購入に至るまでの話は以前書いた通りだ。

購入してからというもの、外出する時は毎回これを使っている。おかげで昨年5月に購入したBeatsXの出番はほとんど無くなってしまった。

BeatsXよりも65tを使う理由は、音質ではなく使い勝手の良さによるものだ。ちょっとしたことの積み重ねが、俺に65tを選択させる。それは購入前から想定していたこともあれば、実際に使ってみて分かったこともある。

完全ワイヤレス

マフラーやフードと干渉しない。これは凄く楽である。

先に書いた通り、俺が65tを購入したきっかけはマフラーだった。ネックバンド型はマフラーと相性が悪い。単純にマフラーの脱着時に面倒というのもあるが、使っている時もコードがマフラーに引っかかる事がある。これがイライラする。

それが完全ワイヤレスならば、マフラーと干渉することは無い。当然、イヤホンをつけたままでもマフラーを脱着することが簡単にできる。希望通り、俺のイライラの1つが解消されたのだ。完全ワイヤレスは冬にその真価を発揮する

また、完全ワイヤレスはポケットやカバンに入れやすいのもいい。コードが絡まらないし、専用のケース付きなので汚れにくい。BeatsXはコードが絡まることはなかったが、逆にコードが固いせいでまとめにくいのがデメリットだった。常に首から下げていられる時はいいのだが、何かに入れて持ち運びたい時に不便だった。

あと実際に使ってみて気がついたメリットとしては、完全ワイヤレスは筋トレに向いているということだ。俺は筋トレする時にKindle読み上げを聞いている。

この時BeatsXのようなネックバンド型だと、仰向けの体勢をとると首から外れてしまう。上半身を大きく動かす場合も外れやすい。完全ワイヤレスだとこの問題が無くなる。これもまた「ちょっとしたこと」だが、やはり無くなると嬉しい。

外音取り込み機能

これは65t固有の機能である。予想していた通り、完全ワイヤレスと外音取り込み機能は相性が良い。

買い物の時は店員の言っていることが聞こえないと困る。ネックバンド型ならば何も考えず耳から外すだけで良い。外しても首にぶら下がっているだけだからだ。しかし、完全ワイヤレスだと外したら手で持つか、ポケットにしまわなければならない。これは完全ワイヤレスのデメリットである。

しかし65tのように外音取り込み機能があれば話は違う。つけたまま相手の声を聞くことができる。外さなくていいというより、装着し直さなくていいのが素晴らしい。というのも、俺は遮音性を求めてイヤーチップをComplyに換えている。

これは装着する時に指で押しつぶす必要がある。つまり装着のたびに一手間かかるのだ。だからできる限りつけっぱなしでいたい。外音取り込み機能はこの俺の希望を叶えてくれる。

ただしこの機能があっても、やはりイヤホン無しに比べたらだいぶ聞こえにくくなる。コンビニで買い物する時のような、何を話すか分かりきっている場合には問題ないが、これを着けたまま会議に参加するのは止めたほうがいい。マナーの問題を抜きにしてもだ。

自動接続

いちいち電源ボタンを押さなくていいのが、これほど便利だとは思わなかった。

完全ワイヤレスならどれでもと言っていいと思うが、この65tも一度ペアリングすれば、次からはケースから取り出すだけでスマホと接続される。そしてケースに戻せば切断される。この便利さは使って分かるタイプの便利さだ。

俺は購入する前、この自動接続は完全ワイヤレスの優位性とは思っていなかった。というのも、BeatsXの場合なら接続するためにボタンを長押しする必要があるが、その代りにケースから取り出す必要は無い。「ただボタンを2~3秒長押しする」と、「ケースのフタを開けてイヤホンを取り出してフタを閉じてケースをポケットにしまう」のどちらが楽か。時間はそれほど変わらないだろうが、動作量的に俺は前者の方が楽だと考えていた。

しかし実際に楽なのは後者だった。人間は待つのが嫌いなのである。ボタンの長押しはただ待つだけ。対して完全ワイヤレスの場合は作業数こそ多いが、その一つ一つはすぐに終わる。待ち時間は無いのだ。何かをしていると人間は時間を短く感じる。この特性によって完全ワイヤレスは、よりストレスの少ないユーザー体験を提供してくれるのだ。

終わりに

完全ワイヤレスイヤホンは見た目こそ左右のコードを取っ払っただけのものである。しかし、それによって得られる体験は、見た目から想像できる以上のものであった。しかし1つ1つのメリットは小さく、ちょっとしたイライラが消える程度のものである。まさしく使ってみれば分かるタイプの製品だと思う。

この記事では65tのメリットばかり書いた。実際のところ俺の使い方だとBeatsXと比較して完全に勝っていると言っていい。完全ワイヤレスのデメリットというと遅延が良く挙がるが、音ゲーをやらず動画も見ない俺にとっては無いも同然だ。強いて言えば連続再生時間がちょっと短いくらいだろうか。65tは本体だけだと5時間しか保たないので、一日中つけっぱなしには向かない。

今回紹介したJabra Elite Active 65tは、Amazonのタイムセール祭りでよく値下がりするので、気になっている人はKeepaなどで監視しておくのをおすすめする。

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