年末年始は時間がたっぷりあったにもかかわらず、ブログを書く気にならなかった。理由はタイトルに書いたとおり。そう、親指シフトを始めたのである。
せっかくなので俺が始めるにあたってやったことを書いておく。
誤解
俺が今まで親指シフトを始めようとしなかった理由として、練習が必要という他に2つあった。
- 専用のキーボードが必要
- 設定が面倒
しかしこれは俺の誤解であった。Mac純正キーボードでも問題なく打てるし、設定もMac・Windows共に10分程度で完了だ。つまり、親指シフトを始める障壁は練習する気があるかないかというわけである。だから俺は始めたのだった。2045年はまだ先のこと。今から始めても元は取れる。
参考にしたもの
俺が親指シフトを始めるにあたって参考にしたサイトを紹介する。
Mac
Macの設定はここを参考にした。料理の写真が邪魔だが、説明はわかりやすい。
今見たら最新版があった。
ここにならって「orzレイアウト」を採用した。これだとMacでも自然なホームポジションとなる。
Windows
Windowsはここ。
練習
親指シフトを始めてしばらくは、ここにある例文をひたすら繰り返し打っていた。やはり最初はホームポジションのキーだけを打つとかから始めたほうがいいと思う。
NICOLA派宣言 | NICOLA 日本語入力コンソーシアム
配列を表示
何でもかんでも「ここを参考にした」では芸が無いので、俺が考えたものも書く。もしかしたら先人がいるかもしれないが、それは偶然だ。
初めの頃はキー配列がわからない。今でも一部怪しいが、最初は打ちたいキーが左右どちらにあるのかもわからないレベルだ。覚えるためにキーボードを見るなと書いてあるサイトがあるけれど、専用キーボードじゃないのだから見ても混乱するだけ。ではどうすればいいかというと、たいてい配列を印刷してディスプレイの脇に貼っておけ、である。それスタバでも同じこと言えるの?
代わりに俺がとった手段がGeekToolを使うことである。
GeekToolは以前にもネタにしたことがあるので、これを使うのはすぐに思いついた。
この好きな画像を好きなように設置できるアプリを使えばキー配列もご覧のとおり。
設定で常に前面表示ができるので、他のアプリを使いながらでも大丈夫。
これでいつでもどこでも確認できるとはいえ、邪魔になるというのもまた事実。そこでちょっと工夫。
まずGeekToolで指定するファイルパスをキー配列画像そのものではなく、フォルダの方にする。そしてフォルダにはキー配列画像と透明な画像を入れておく。こうすることでGeekToolをリフレッシュする度にキー配列が表示・非表示される。
リフレッシュをメニューバーから行うのは面倒なので、AppleScriptを使う。
tell application "GeekTool" to refresh all
これをランチャーに登録するなりアプリ化するなりしておけば、1アクションでキー配列の表示・非表示が可能となる。
GeekToolによるデスクトップ改造に対して「どうせアプリで見えないだろ」というツッコミがよくあるが、これは違う。自分で言うのも何だが、数あるGeekToolの使い方の中でも一番有用な使い方に思える。
なおWindowsの方は、デフォルトで入っているソフトで対応できた。OSが7であるため、デスクトップ ガジェットがあったのだ。スライドショーの設定ファイルをいじるだけですんだ。
悶え苦しみながら継続中
とまあ、こんな感じでやっている。最初は1文字打つだけで一苦労で、「ワロタ」と打てば「タ」を打つ頃には真顔になる始末。今でもまだまだ拙いが、この記事を書こうと思えるくらいには慣れてきた。早くローマ字入力を煽れるくらいになりたい。
今週のお題「今年こそは」