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実写版『一週間フレンズ。』にはコレを出せ

『一週間フレンズ。』が実写化するとは。

『一週間フレンズ。』を知らない人のためにざっと説明しよう。本作のヒロイン*1である藤宮香織は「月曜日になる度に友達との記憶が消える」という精神的な問題を抱えていた。

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『一週間フレンズ。』4話より

そんな彼女に惚れた主人公の…… ええっと、何だっけアイツ…… まあいいや。主人公は彼女と仲良くなろうとし、記憶障害の問題に立ち向かおうとする。しかしコイツの考えは実に浅く、そのせいで余計なトラブルが起きてしまう。なぜ紙の日記をつければ解決できると思ったのか。仕方がないので俺が解決策を考えた。およそ一年半前の出来事である。

これに書かれた解決法は当時としては良かったが、今では技術も進みもっと使える物があると共に、新しく思いついたこともある。そんなわけで今回は、今の俺なら実写であることを踏まえてこれを追加で薦める、という内容で行きたいと思う。「【2015年版】友人との記憶を一週間ごとに失くしてしまう少女のためのライフハック」はこれだ。

1. iPhone 6s Plus

前回はiPhone 5sを紹介したが、まずはこれをアップデートしよう。性能が向上するのは当然として、なんといっても画面が大きくなるのがいい。前回の記事に対するコメントで「iPhoneの小さな画面で日記を見返すのは大変ではないか」というのがあった。たしかに見返すならばiPadの方が向いている。しかし、いつでもどこでも記録するという点が重要であるため、俺はiPhoneを選択したのだった。だが、今なら画面の大きいPlusがある。これならば閲覧性と携帯性を両立できる。

結局1年半が経過しても、日本においてはiPhoneの一人勝ちは変わらない。ガジェットとかに弱そうな藤宮さんは、周囲からのサポートを受けやすいiPhoneが最適であるのは間違いない。なお、俺はあの記事を書いた時から変わらずiPhone 5sのままである。実写化発表があと半年遅れていれば。

2. Jawbone UP3

前回の頃と一番変化があったのは、ウェアラブルデバイスの進歩と普及ではないかと思う。このJawbone UP3を薦める理由は前回のWristableGPSと同様で、心拍数の計測により自分の精神状態を数値として記録できるからである。しかしながら一年半前と大きく違うところは、心拍数を手首で測れることにある。当時は心拍数を測るためには別にセンサーを胸部に付ける必要があった。今ではそのわずわらしさから開放されるのだ。

Apple Watchではなく、Jawbone UP3をチョイスしたのはバッテリー性能のためだ。Jawbone UP3は心拍機能を測ることが出来るのに、バッテリーが一週間保つ。これが毎日寝るときに充電するようなものだと、月曜の朝は付けるのを忘れて登校することになるだろう。月曜日は色々と注意してリマインダーなどで忘れなくても、火曜日にはうっかり忘れることになる。なぜなら付けるという習慣そのものもリセットされてしまうからである。

3. Tile

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藤宮さんのために色々とガジェットを用意しても、月曜の朝にはみんな忘れられている。当然リマインダーで使うようにメモを残すだろうが、それがどこにあるか分からなくなっている危険性は考慮すべきだ。そこで大事なものにはTileを付けておくべきである。これならば机の中だろうと棚の上だろうと、iPhoneですぐに見つけられる。

さらにTileはアプリのMAP機能を使うことで置き忘れた場合でも、最後に接続を確認した場所を地図で確認することが可能だ。さらに共有機能を使えば、他のTile利用者が共有対象に接近した際、その位置情報をメールで知ることができる。外出先で無くしてしまった時は、主人公を走らせよう。

4. Anker PowerCore 20100

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俺ぐらいになると常に二手三手先を読む。物語において、問題をガジェットで解決しようとすると必ずと言っていいほど発生するイベント、それがバッテリー切れだ。特に藤宮さんの場合、iPhoneのバッテリーが切れると記録することも確認することもできなくなり、非常にマズイ。そこで用意しておくべきなのが、モバイルバッテリーというわけだ。

このAnker PowerCore 20100はその名の通り、20100mAhの超大容量である。これだけあるとiPhone6を7回以上も充電可能だ。さらにMacBookですら満充電が可能であるため、藤宮さんがフリック入力なんてやってられるかとバタフライ構造キーボードを叩き始めても大丈夫。しかし、それでも充電できなくなる状況があるのではないかと心配する人もいるだろう。そんな人のための記事がこれである。

5. カフェイン

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最後にちょっとメタ的な発想をしてみよう。実写映画となると、使える時間はせいぜい2時間。そしてこの手の作品は感動が大好きなので、エンディングに向けて一度ぐっと落とすシーンがあると見ていいだろう。となれば一番ありえそうなのは、日曜日の夜に藤宮さんが「忘れたくない…… 忘れたくない……」などと言いながら嘆くシーンである。原作に無くてもきっと追加される。

そこでぜひ使って欲しいのがカフェインだ。「寝なければ忘れることは…… ないッ!」その圧倒的力技の解決法を選択し、カフェインを摂取し続けることで禁断の8日目に突入する。こんなシーンが本当にあるのなら俺は間違いなく見に行くだろう。

おわり

これを全て用意しておけば、主人公の株は間違いなく上がるだろう。備えあれば憂いなし。テクノロジーによって問題の多くは解決、あるいは緩和することができるのだ。

よく「実写化」というと喜ぶファンもいる一方で、阿鼻叫喚となることも珍しくない。Twitterを見ているとこの作品も例外ではないようだ。しかし俺は、よりよい解決に導くためのチャンスであると思う。実写化される際に、リアリティのために改変されるというのはよくある。ならば主人公の判断にリアリティを持たせるため、これらを駆使する展開になるというのはありえない話ではない。スペシャルサンクスとしてこのブログがエンドロールに載る可能性が……

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*1:別に石鹸を塗られる、もとい脱いだりはしない。