読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

本しゃぶり

骨しゃぶりの本と何かを繋げるブログ

歴史 (中)

本の紹介

歴史(中) (岩波文庫 青 405-2)

歴史(中) (岩波文庫 青 405-2)

きっかけ

歴史 (上)に引き続き、ヒストリエがきっかけ。

f:id:honeshabri:20130512152217p:plain

ヒストリエ(1) (アフタヌーンKC): 岩明 均 より

上巻を読んだ結果、この作品はその名の通り歴史物であるだけではなく、各地の風土習俗の記述もあってわりと楽しめた。
そしてメインのペルシアとギリシア諸都市との戦いも、戦略に感心しながら読み進めて行くことができたので中巻もポチることにした。


内容とか

またもヒストリエ1巻から引っ張ってきた、エウメネススキタイ人の残忍性を紹介するシーン。 これからに5コマに渡って続く人間の皮の使い道は、この中巻で説明されたものである。
ヘロドトスによると人間の皮というのは使い勝手がいいらしい。

人間の皮というものは実際厚くもあり艶もよく、ほとんど他のどの皮よりも白く光沢があるほどなのである。

スキタイ人は上巻で登場はしているが、スキタイ人の文化・風習といったものはこの中巻に書かれている。
したがって「世界で最も勇猛で誇り高く、残忍である」と言われたスキタイ人を知りたければ、この中巻を読めば分かる。

スキタイ人以外にも様々な民族が紹介されているのがこの中巻である。
例えば、クレストナイオイ族の北方に住む部族は一夫多妻制なのだが、夫が死んだ時の風習がすごい。
残された妻たちは誰が一番愛されていたか言い争い、その栄誉に預かった妻は夫の墓の上で喉笛を裂かれて一緒に埋葬される。
一方、それ以外の生き残った妻たちは、これほどの恥辱は無いと嘆くのである。

メインコンテンツのペルシア戦争が始まり、えげつない戦いが描写されている。 特に印象的だったのが「曳き網式」の説明。
島の端から端まで兵士が一人ずつが手をつなぎ、住民を狩りだしながら掃討する。 「世界一の大帝国」のペルシアは全くもって恐ろしい。


こんな人におすすめ


スキタイ人大活躍

ヒストリエ(2) (アフタヌーンKC)

ヒストリエ(2) (アフタヌーンKC)

広告を非表示にする