読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

本しゃぶり

骨しゃぶりの本と何かを繋げるブログ

【アニメ考察】どうやって地球を滅ぼすか / “ガッチャマン クラウズ - 第05話 「Collaboration」”

見たもの

5話見たがあいかわらず悪役してるなコイツ。

f:id:honeshabri:20130810211559p:plain

ガッチャマン クラウズ5話 より

この記事でも言ったが何か書きたい。 だから考察でも書いてみる。

きっかけ

ガッチャマン見ていて気になることがある。それはベルク・カッツェの行動内容。マッドサイエンティストよりよっぽど狂っているコイツは今まであらゆる惑星を滅ぼしてきて、今回も地球を滅ぼすつもりらしい。それで登場してから色々と悪事を働いている。感想なんかを見ても吐き気を催す邪悪だ的な内容ばっかりだ。

確かにコイツは酷いことをしてきている。しかしやることがなんかショボイ。本当に地球を滅ぼす気があるのかと言いたい。そこでカッツェはどのように地球を滅ぼす気なのか考えてみた。

記事の内容

思ったより長い記事になったので3行でまとめておく。

  • 累が追い詰められる
  • CROWDSが増えて争いに使われる
  • 地球が滅びる

以上。

現状分析

まずは現時点でカッツェのやってきたことをまとめてみる。考察するには現状を把握するところからだ。

1話

  • ガッチャ、キターーー

2話

  • 階段から3人を突き落とす

3話

  • ナイフで通り魔
  • 丈さんを挑発

4話

  • 丈さんを吹っ飛ばす
  • 信号を狂わせ交通事故
  • 累からNOTEを抜き取る&能力を与える(過去)
  • 累を煽る
  • 自動車で人を跳ね飛ばす
  • 累を煽る(2度め)

5話

  • 累を煽る(3度め)
  • ガッチャ!
  • カッツェ!

まとめてみると大したことしていない。そりゃ犠牲者が出ているけどせいぜい普通の人間にもできるレベル。そもそも活動地域が立川市限定。俺は立川市を知らないからもしかしたら立川以外も登場しているのかもしれんが、メインキャラの行動範囲内であることに間違いない。宇宙規模の実績を持っているのに今はローカルヒーローならぬローカルヒールだ。

f:id:honeshabri:20130810234307p:plain

通り魔としての行動は立川市内限定 / ガッチャマン クラウズ4話 より

また、カッツェのやり口はなかなかいやらしい。4話でパイマンはカッツェについて次のように言っている。

「あいつは決して自分の手は汚さない、その星の生物が自ら滅ぼし合うのを見るのが大好きなんだ」

きっかけのためなら自ら人を殺すが最終的には自滅させるようだ。さらにこのセリフからわかるのはカッツェがこの方法をとるのは趣味ということだ。自分に力がないから仕方なくというわけではなく、やりたいからそんな面倒な方法をとるわけだ。従ってカッツェの行動=星を滅ぼすというのは自分の愉悦のためと考えていいだろう。

滅ぼし方

定義

ではどうやって地球を滅ぼすのか。まず「地球が滅びる」の定義を決めておく。地球が爆発したら「滅びる」と言っていいと思うがそこまで大げさな話ではないだろう。生物が滅ぼし合うというくらいだからあくまで生物に限定、それも知的生命体に限った話ということでいいはずだ。よってここでは「地球が滅びる=人類が滅びる」ということで話を進める。おそらく大多数の人も同じ定義で見ていると思う。

戦争ではない

さて人類の手で人類が滅びるとしたら原因は何か。真っ先に思いつくのは戦争だろう。超常現象が登場しない作品なら戦争で間違いない。しかしガッチャマンでは違うと言える。戦争を起こすなら国家間の対立が必要だが、カッツェはそんなことに手を出していない。せいぜい日本の中に不安を撒き散らすくらいだ。もし戦争を本気で起こそうとするなら民間人に変身するより政治家に変身したほうがいい。

f:id:honeshabri:20130810224513p:plain

辞任して新しいのが出てくる今がチャンス / ガッチャマン クラウズ3話 より
さらに言ってしまえば人種問題とか移民問題とかと絡めて、政治家が移民の子どもを轢き殺すとかやったほうが効果的だろう。しかし、カッツェは国際的に暗躍しているわけではないので戦争ではないと言っていいだろう。

ニチアサ方式

特定の地域で地味な悪さを繰り返し行い、それが原因で地球が滅びる。そんなことが可能なのか。結論から言えば可能だ。よくあるパターンは次のような感じだ。

  1. 人が不幸になる
  2. バッドなエナジーが発生する
  3. 集まって大魔王的な存在が復活する
  4. 地球が滅びる

スーパー戦隊プリキュアなんかはこの手の方法がとられやすい。だいたい3までは達成されて4を防いで最終回という展開だ。この方法の優れているところは狭い地域で悪事を働いてもちゃんと地球が滅びるというところだ。同じ所でも別人を狙えばいいだけなので、悪側は自分の都合のいい所だけで働いていればいい。つくばセンタービルで戦いが起きるのは理由があるのだ。

ではこの方法をガッチャマンにも適用できるのか。人々を不幸にし、不安を煽る。第一段階は達成できる。しかし謎のエネルギーが発生する描写はない。強いて言うならGALAXに期待が集まるぐらいだ。そして一番の問題は大魔王の役割を果たせそうなのがO・Dぐらいしかいないことだ。しかも「滅ぼし合う」というよりO・Dが「滅ぼした」となってしまい、カッツェの好みから外れてしまう。よってこのニチアサ方式をそのまま使うことはないだろう。だが、特定の地域だけで達成する方法として、人を精神的に追い詰めることがきっかけとなるという点は参考にできそうだ。

誰がために

カッツェの行動で誰が最も苦しむのか。言い換えればカッツェは誰のために行動しているのか。ここで気にするべきはカッツェは楽しいことを重要視しているということだ。人が不幸になり、苦しんでいるのを見るのは楽しい。俺がじゃなくてカッツェのことだが。メシウマーとか言っているのだから楽しいに決まってる。そうなった場合どんな人が不幸になるのが楽しいか。それは自分がよく知っている奴である。そこら辺のモブがひどい目にあってもフ~ンって感じだが、バックグラウンドも含めて知っている人間が不幸になるのを見るのは楽しい。ワイドショーが好まれるのも皆がよく知っている人が不幸になるのを見れるからだ。となると対象は一人しかいない。

f:id:honeshabri:20130810234232p:plain

累をいじめるのすごく楽しそう / ガッチャマン クラウズ5話 より
よってカッツェは累のために行動し、累を追い詰めることが地球を滅ぼすことに繋がると予想できる。

立川から世界へ

累を精神的に追い詰めることが地球を滅ぼすことに繋がるとした場合、どうやって世界規模に広げるかという問題がある。今のところ累が現実世界に影響をあたえる方法は2つ。GALAXとCROWDSだ。

まずGALAXだが、インストールしているユーザーは2話の時点で2億人を超えているので、一応世界レベルの影響力を持っているようだ。立川市の人口が2億人を超えていなければだが。しかしSNSが関係する騒乱としてアラブの春のような例があるとはいえ、SNSの管理者が狂った程度で地球が滅びるとはとてもじゃないが思えない。

一方CROWDSだが今の使用者数は100人に満たない。しかも描写を見る限りは日本人しかいないようだ。そうなると世界を滅ぼすまでいくのは簡単なことではない。さらにCROWDSは一人一体コントロールしなければいけないのでコントローラーの体力にも限界があるはずだ。

逆に考えれば累を利用して世界を滅ぼすなら、GALAXの規模でクラウズを運用すればいいということになる。 2つは互いのデメリットを補い合う関係にある。

課題と展開

累がきっかけで世界が滅び始めるならGALAXの規模でCROWDSを運用すると予想した。ここからはこの方法を達成するための課題とそれに伴う今後の展開を予想したいと思う。

CROWDSで世界を滅ぼすとした場合、以下の3つが課題として考えられる。

  • CROWDSの使用者を増やす
  • 累のコントロールから解き放つ
  • 対立を作る

まずCROWDSは現状だとHUNDREDと呼ばれる累がスカウトした100人(5話でそれ以下に)しか使えない。問題はCROWDSをどのように与えられたかということだ。今のところ累が他人からCROWDSを創りだすシーンが無いので想像するしか無い。俺が気になっているのはCROWDSを生み出すために累が直接出向く必要があるかないかだ。もしNOTEを取り出すように触れる必要があるなら俺の説は破綻する。100万人、1000万人相手に僕と握手は無理がある。だが、CROWDSをコントロールするようにGALAXを通じて生み出すことができるなら話は簡単だ。あっという間に増やせるだろう。したがって俺はGALAXユーザーからCROWDSをポコポコ生み出す展開が来ると予想する。HUNDREDがMILLIONに進化する日も近い。

次にCROWDSを累のコントロールから解き放つ必要がある。今は累が許可を出さないとCROWDSは使えない。そうするとCROWDSで人を襲ったりする展開は難しい。ではどうすれば累はコントロールを手放すか。やはりここはHUNDREDからの圧力によるものだろう。トンネル事故救出でも結局累はHUNDRED(と総裁X)からのプレッシャーに負け、CROWDSを使用することに決めた。一度こうなると次回以降も周囲の言いなりになるのが世の常だ。最終的には命を救うかどうかを一人の判断で決めるのはおかしいとか何とかで、CROWDSを個別の判断で使えるようになるはずだ。一人のリーダーに任せるのは累も良くないと言っている。

そして対立だ。滅ぼし合うなら2つ以上の陣営がいる。正直これは半分達成しているようなものだ。彼が先陣を切ってくれた。

f:id:honeshabri:20130811173235p:plain

No.26こと梅田光一さん / ガッチャマン クラウズ5話 より
一人すでに登場し、同調する連中とともに垢BANされてしまった。こうなるとさらに梅田に同意する奴も出てくるだろうし、逆に累を支持してくる奴も出てくる。後は先走って行動を起こす奴が出てくるのを待つだけだ。待たなくてもカッツェの手にかかればそれで終わりだ。CROWDSを使った事件が起きるのが楽しみだ。

まとめとか

カッツェの計画はCROWDSを大量生産させて互いに戦わせて滅ぼすものと予想する。実績を持っているやつだしある程度は狙い通りにやってくれるだろう。だから丈さんには負けてもらわないと困る。6話でカッツェが死んで、さらに累がCROWDSを手放してしまったら地球より俺がヤバイ。この記事とは何だったのかとなってしまう。

今回はカッツェの作戦について考えたのでガッチャマン側には触れていない。触れたら俺の体力が持たない。うつうつします。所詮ヒーローは受け身だから気にしなくていいだろう。あとMESSにも触れてない。あれはノイズ。


はよ