本しゃぶり

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2022年に買って今も使い続けているもの、使っていないもの

本当に良いかどうかは時の洗礼を受けないと分からない。
だから去年買ったものを紹介する。

それにブラックフライデーだしな。

3年目の話

一昨年から1年前に買ってよかったものを紹介している。

なんか2回とも評判がいいし、俺の収入にもなる。だから今年も同じように書こうと思ったのだが、去年のトップブコメが気になっていた。

2021年に買って今も使い続けている良かったもの5選 - 本しゃぶり

逆に使わなくなった物も読みたい

2022/11/25 08:50

確かに「使わなくなったもの」の情報は有用だろう。だがこれ単体だと俺の収入には繋がらず、書くモチベーションは生じない。だからまとめて紹介することにした。今回は以下の3つのランクに分けて紹介する。

  • 使い続けていて、良いと思っているもの
  • 使い続けているが、思うことがあるもの
  • 使い続けていないもの

なお、それぞれの製品でも述べるが、使い続けるかどうかは製品の良し悪しだけでなく、俺の使い方でも大きく変わる。これはあくまでも俺の場合の話だと思ってもらいたい。

使い続けていて、良いと思っているもの

まずは普通に買って良かったもの、自信を持って他人に勧められるものである。

OpenRun Pro

「毎年こいつ骨伝導イヤホンについて言及しているな」と思われそうだが、実際のとこ使い続けているのだから仕方ない。最初に使ったAirが最高だったので、Proはクラウドファンディングを申し込み、初回出荷で去年の2月に入手した。それからずっと使い続けている。気軽にアニメを見るくらいなら許容できる程度には音質が向上したので*1、本当に一日中付けている日も多い。この記事を書いた時よりも増えた。

また、これもまた去年の記事で書いたが、専用アプリによって簡単に接続先を切り替えられるのが良い。私物のiPhoneとは常時接続し、2台目は私物PC or 社用携帯 or 社用PCと接続している。かつてShokzの製品をTeamsで使うとミュート時にビープ音が鳴り続けるという問題があったが、それも今年に入って解消している*2

ということでOpenRun Proはおすすめだと自信を持って言えるのだが、一方で購入して微妙だったという人も多いことは知っている。

コメントの13.5%が「骨伝導」に言及し、「Shokz」も含めると15.9%になる。言及した全員が否定的というわけではないが、それでも骨伝導が微妙 or 失敗したという人が多いことには変わりない。なので、ここで初めてShokz製品を買おうかと検討している人は、これを読んでおくといいだろう。

jp.shokz から直接購入した場合、条件を満たせば開封された状態でも送料を負担するだけで返品が可能となる*3。これなら試してみる価値はあるのではないか。ブラックフライデーのセール対象であるし。

デーツ

あすけんを始めてから*4果物の摂取量を気にするようになった。もともと朝にはバナナを1本食べていたのだが、小さいサイズだと適正量に達しない。そこで他に何を食べるかと考えて、たどり着いたのがデーツである。と、この辺の話は以前書いた。

とはいえ、いちいち読みに行くのは面倒だろうからポイントを箇条書きでまとめよう。

  • 賞味期限が長い:未開封なら数ヶ月から1年近く持つ
  • 摂取量の調整がしやすい:1粒6g程度
  • 手間がない:スナック菓子のように開けて食べられる
  • とても甘い:お菓子を買わなくて済む
  • よく見かける:主に古代メソポタミアの本で

ちなみに同じ記事で紹介している「さばで健康」も食べ続けている。これも良い。

dretec 防水タイマー

これで書いた通り、入浴時間の管理に使っている。

俺は入浴中に読書をするのだが、ついつい「あと少し」と読み続けて入浴時間が長引くことがあった。『三体』を読んでいた時は湯船が完全に冷え切ったことも一度や二度ではない。そこでタイマーを導入し、20分で切り上げるようにしたのだ。そう上の記事で書いたら、以下のようなブコメがついた。

早く寝るために自分自身をハックする - 本しゃぶり

いいと思うけど風呂だけは同意出来ない。風呂は時間を忘れて入る場所だから。何かに追われては入る風呂は許容出来ないなあ。

2022/02/14 11:03

俺からすると、むしろ。タイマーを導入したことによって、俺は時間を忘れて入浴できるようになった。導入前はしばらく読み進めては「この時間ならもう出るべきか? いや、あともう少し」というように、時間を気にしていた。しかし今は違う。タイマーが鳴るまでは読み続けると決めたことによって、時間を気にする必要が無くなったのだ。

使い続けているが、思うことがあるもの

次は使い続けているけれども、全力で「買ってよかった」とは言いづらいものである。

BOOX Leaf2

Kindleみたいな電子ペーパーのAndroidタブレットである。AndroidなのでKindle以外の電子書籍も読めるし、Webブラウジングも一応可能。Kindle Oasisのように物理ボタンでページめくりが可能で、充電端子は当然USB-C。さらにLeaf2はPaperwhiteやOasisよりも軽く、512GBまでのMicroSDカードまで挿すことができるから容量不足にも悩まされない。

とまあ、こんな感じで電子書籍端末として優秀なので購入し、1年近く経過した現在も使い続けているわけだ。

だが、これは薄々分かっていたことではあるのだが、結局俺はこいつでKindle本しか読まない。そうするとKindle端末に劣る要素が気になってしまう。

  • 本を横断した全文検索ができない
  • 防水でないので風呂で読めない
  • 純正含めてまともなケースが無い
  • Kindleアプリが落ちると本を開くまで時間がかかる

俺はこれまでPaperwhiteを使っていたのだが、このLeaf2を手にしたことで物理ボタンの快適さを知った。そして俺にとって本当に最適なのはUSB-CのOasisだということも。

Anker Soundcore Sleep A10

Ankerの寝ホン。普通に完全ワイヤレスイヤホンとして機能する上、睡眠モードが搭載されている。これはスマホの音を流すのではなく、イヤホンに保存したスリープミュージックを流すモードである。これで寝る時の騒音をかき消そうというわけだ*5。スリープミュージックは「川のせせらぎ」や「雨音」など短い繰り返しの音が多数用意されており*6、俺は「焚き火」を設定している。なお、アクティブノイズキャンセリングは無い

使っていて大きな不満は無い。普通に寝られる程度には装着感は悪くないし、騒音も効果があると思えるくらいには遮断される。スリープモードならバッテリーも朝まで持つ。だから1年近く使い続けているわけだ。だがこうも思うのである。これ、普通の耳栓でも良かったのではないか、と。

俺が普通の耳栓ではなくこいつを購入したのはアラーム機能があるからだ。夜中には騒音で目覚めたくないが、朝はアラームが聞こえないと困る。普通の耳栓はその区別ができない。だがこいつなら、こいつ自身から音が出るので解決だ。

使用開始1日目は狙い通りに機能した。しかし問題は2日目である。朝にアラームが鳴らなかったのだ。一度設定した後放置していたら勝手にオフになっていたのである。アラームの設定欄を見ると、こんなことが書かれていた。

ヒント:設定したアラームがリセットされないように、イヤホンをケースに戻さないでください。イヤホンをケースに戻した場合は、アプリを再接続し、アラームをオンにしてください。

そんなことやってられるか。

幸いにしてA10をしたままでもiPhoneのアラームは聞こえたし、Apple Watchが震え、電灯が勝手について明るくなるため、俺は寝坊せずにすんだ。今ではアラーム機能は使っていない

LEDベッドサイドランプ

早く寝るための記事でも書いたが、積層信号灯の代わりとして買ったもの。Alexaと連携させ、状況に応じて青や赤に輝かせている。

青ランプ

赤ランプ

こいつはハード的には満足しているのだが、ソフトがクソである。せっかくRGB調色で好きな色に光らせることができるのに、Alexaアプリからだと色の設定ができない。このメーカーの+Styleアプリからならば色を指定できるのだが、それにもクソみたいな制限がある。

ランプの光らせ方を指定する「シーン」では、「ホワイト」「カラー」「モード」のいずれか一つを選ぶ。

ホワイト、カラー、モードの設定画面

  • ホワイト:照度と白色〜黄色の調整ができる
  • カラー:好きな色にできる
  • モード:複数の色を設定し、変移させることができる

問題はそれぞれ1つのパターンしか設定できないことだ。例えばあるシーンでカラーを赤に指定したら、他のシーンでも青や緑に光らせることはできない。モードも同様で、アプリ上では複数のパターンを保持しておくことはできるが、シーンで使えるモードは1つだけなのだ。マジでクソ。

仕方がないので俺はカラーで赤を設定し、モードで青を設定することで信号灯のように使っている。目的は達成できたが、やはり不満は残るというわけだ。

使い続けていないもの

最後に2022年に購入したけど、今では使っていないものを紹介する。

Anker PowerWave Magnetic Pad Lite

AnkerのMagSafe充電器。こいつは製品そのものに問題があるのではなく、俺の使い方が変わったことによって使わなくなった。購入した当時はiPhoneの背面に何も付けていなかったので、普通に役立っていた。しかし、数カ月後にこれを手に入れてしまう。

MagSafeのバンカーリングである。バンカーリングを使うのは初めてだったが、これがなかなか良い。iPhoneは年々大型化し、重量も増えている*7。特にProは重く、片手では扱いにくい。それがバンカーリングを付けることで、一気に使いやすくなった。

当初は充電のたびにリングを外し、MagSafeで充電していた。しかしそうするとうっかりリングを付け忘れることも出てくる。さらにリングは外す時にせん断応力を加えてしまうと、シールがズレてしまうことがあるのだ。

シールがズレてしまった状態

こうなるとなるべくリングは外したくない。結果、俺は充電をLightningでやるようになり、MagSafe充電器の出番は無くなったのである。なお、リングは使い続けているので、これを許容できる人にはおすすめ。

冷感パジャマ

ひんやりする夏向けのパジャマである*8。これもまた大きな不満は無く、購入した2022年の夏はもう一着買おうかとさえ考えていた。しかし、今年に入ってもっと良い格好が定まったので着なくなったのである。

今年からは夏の部屋着&パジャマとしてこのワンピースを着ている。前開きだから着脱がしやすく風通しも良い。特に風呂上がりは圧倒的にこっちのほうが快適である。また、素肌に直接着るだけでなく、涼しい時はTシャツの上から羽織る形で着るといった運用も可能だ。今年の4月にお試しで1着購入し、6月には2着目を購入した。たぶん来年の記事でまた紹介する。

Ora2 ミー ハブラシ スパイラルキャッチ

これは普通にダメだったやつ。何かでおすすめと書いてあったので試したのだが、耐久性が低すぎる。2,3週間ですぐに毛先が開いてしまうのだ。俺は毎月第1土曜日に歯ブラシを交換し、古いやつを水回りの掃除に使うという運用をしている。それなのに1ヶ月と持たなかったのでクソだと判断した。

現在はライオンのビトイーンを使っている。

Ora2がクソだったので次を探していたところ、弊社でこのビトイーンが清掃用品として登録されているのを発見したのだ。誰が登録したのか知らないが、選んだ人は良い判断をした。こいつは耐久性がとても高い。一ヶ月使用してもまだまだ使える状態にある。だが水回りの掃除の頻度を落とすわけにはいかないので、少々もったいないと思いつつ交換している。

終わりに

以上が俺の去年買った物についてである。俺はあまり無駄遣いをしないように心がけているし、購入前にもそれなりに調査・検討している。だから長く使うことになることも多いのだが、一方で1年経たずに使わなくなるものもある。やはりある程度は時間をかけなければ判断するのは難しい。

だが読者は違う。俺が時間をかけて判断し、レポを書いたのだから、より正確な情報を得られたはずだ。ここまで来たらもう悩む必要はないだろう。安心して購入するといい。デーツとか。

2021年に買ってよかったもの

せっかくなので去年紹介したやつの続報も書いておく。

CO2モニター

まだ使っているし、換気している。

Apple Watch

当然使い続けている。Series 7を。たぶん来年に買い替える。

スマートフォン対応予測式体温計

まだ毎朝ちゃんと測っている。

NAS

当然使っている。俺が購入したTS-230は消えたので、今買うなら上のTS-233にしよう。

無停電電源装置 (UPS)

これも使っている。今年は出番が無かったが。

2020年に買ってよかったもの

こっちも続報を書く。

Echo Dot + スマートホームデバイスいろいろ

もうあって当然。出張でホテルに泊まると、声で電灯を消せないのがストレスに感じるくらい。

Meta Quest 2 + Beat Saber

相変わらずBeat Saberしかやっていない。Beat SaberしかやりそうにないのでQuest 3は買っていない。

鉄棒

まだ毎日ぶら下がっている。

プンパーニッケル

毎朝食べ続けている。あすけんを始めてから、休日は昼もこれ。

使い続けるとヤバいもの

電源タップは5年を目安に交換しよう。

*1:普通のヘッドホンと比べたら俺でも分かるほど音質は劣るが。あくまでもアニメを見るためだけに交換する気がしなくなった程度には向上したという話だ。俺も映画を見る時なんかはノイズキャンセリングヘッドホンを使う。

*2:【神アプデ】骨伝導イヤホンShokz、ついにTeams会議でミュートしてもビープ音鳴らない設定が出現 🎉🎉 #Teams - Qiita

*3:Amazonの製品ページにもShokz Official Store JPで購入した場合は返品が可能とある。もちろん購入後30日以内など、いくつかの条件があるが。

*4:体重増加を食い止めるべく未来を攻略する - 本しゃぶり

*5:周囲の騒音に合わせてスリープミュージックの音量は自動調整される。

*6:スリープミュージックはアプリから設定する。イヤホンに保存できるのは一度に1種類のみ。

*7:15 Proでちょっと軽くなったが。

*8:俺が買ったのは厳密にはこの商品ではないのだが、購入履歴から飛んだらこれになっていたので貼った。まあ、似たようなものだろ。