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2021年に買って今も使い続けている良かったもの5選

本当に良いものかどうかは、時間が経たないと分からない。
だから今になって2021年に買って良かったものを紹介する。

Amazonブラックフライデーはこれを買え。

1年が経過した

去年こんな記事を書いた。

本当に良いものは、使い続けることができるものである。そう考えているので「今年買ってよかったもの」が紹介されるこの時期に、あえて「去年買ったもの」を紹介したわけだ。

今年も同じである。今回は2021年に買って良かったものを紹介する。

CO2モニター

まずは単体で記事にしたCO2モニターである。

細かい話は記事を読んでもらいたいが、人は二酸化炭素濃度が高いと生産性が落ち、さらに高くなると健康への影響も出る。適正値の目安としては以下を参考にすると良い。

  • 400 ppm:外気の二酸化炭素濃度がだいたいこれくらい*1
  • 1,000 ppm:建築物環境衛生管理基準*2など
  • 1,500 ppm:学校環境衛生基準*3など

実際に計測してみると分かるが、一人暮らしでも1,000 ppmは簡単に超えるし、運動したら1,500 ppmも超える。

閉め切った状態でBeat Saberした時の二酸化炭素濃度の変化

だから扉や窓を開けての換気はとても重要だ。俺のように24時間換気システムの設置が義務付けられた2003年の改正建築基準法より前に建てられたアパートに住んでいる人はなおさら。扉を開けっ放しすれば楽だが、それだとこれからの季節は寒い。必要なタイミングで必要な分だけ換気したい*4

しかし人は二酸化炭素濃度がどれくらい高いか、感覚で判断するのは難しい。作業していて眠気を感じた時、それが寝不足によるものか二酸化炭素濃度の上昇によるものか、区別がつくだろうか。

そこで去年からCO2モニターを使って部屋の二酸化炭素濃度を管理し始め、今も使い続けているというわけだ。そのうち面倒になってちゃんと換気をしなくなるかと心配だったが、ちゃんと続いている。今日も朝起きたら窓を開け、二酸化炭素濃度を一気に下げた。

なお、もっと安いCO2センサを買おうとしている人は、先にこれを読んでおくこと。このジャンルは粗悪品が多いので。

俺が使っている「CO2-mini」は大丈夫そう。理由は先の記事に書いてある。

Apple Watch

去年Apple Watchを買い替えた。

Series 4から7への買い替えとなり*5、俺にとっては常時表示が一番の変化*6。なので使い方は特に変化は無い。フェイスも以前からある「モジュラー」にしている。

現在のフェイス

フェイスには含まれていない良く使うものには以下がある。

  • 睡眠時間計測
  • 運動量計測
  • 支払い
  • リマインダー登録*7

一つ一つは大した機能ではないが、前のと合わせて4年も使っているとあるのが当たり前の状態だ。もし今使っているApple Watchを失ってしまったら、迷わず即購入する自信がある。

とはいえ、Apple Watch Series 7は去年買って今も使い続けているものであるとはいえ、俺にとっての目新しさは無い。Series 7を買って変化したのは母親の方だ。

俺が7を買ったことをツイートしたら、翌日に「4を売ってくれないか」と言われたので売った。以降、毎日着けて使っているようである。つい最近も手が離せない時にSiriを使って電話をかけていた。俺が使ったことのない機能を使っている。

スマートフォン対応予測式体温計

スマホと通信する体温計。

コロナ禍になってから毎朝体温を測定しろと言われるが、なかなか面倒だ。元々持っていたやつは安いから検温に時間がかかるし、その検温結果を記録するのも面倒だ。スマホと通信するやつを買おうかと思ったが、どれも女性向けの基礎体温を測るやつで、手軽な腋下測定のものがない。一応これの前機種である「UT-201BLE」が存在はしていたのだが、転売価格で買う気にならなかった。

そこにパッケージを変えて新登場したのがこの「UT-201BLE Plus」である。予測検温30秒で、スマホへの転送はアプリを立ち上げるだけ。iPhone 13 Proだと、アプリをタップしてから1~6秒で同期が完了する。アプリの使い勝手は良くないが、不満は感じていない。データを同期させるのにしか使っておらず、確認はAppleヘルスケアで見るためだ。

検温と記録が簡単になったことで、ちゃんと毎日記録することが習慣になった。

直近1年の体温推移

ただ日々の記録は特に変化が無いので面白くない。この体温計を買って一番良かったと思ったのはワクチン副反応が出たときのことだ。簡単に検温・記録ができるので、2時間おきぐらいに測定して、体温の変化を楽しんだ。

モデルナワクチン2回目接種後の心拍数と体温

これを買うことによる検温と記録の手間は大きく減るというものではない。検温ならば他社には15秒で可能なものがあり、記録だって4文字入力すればいいだけだ。だがこの「ちょっとした手間」が面倒で人はやらなくなってしまう。この体温計はその「ちょっとした手間」を最低限にし、続けられるようにしてくれるのが良い。

NAS

去年、初めてNASというものを買った。

目的はデータの保存とバックアップである。これまでメインPCに入れないファイルは、外付けHDDに入れて終わりだった。メインPCはタイムマシンでバックアップを取っているのに対し、外付けHDDのデータは一部を除いてバックアップ無し。今更ながら「これは良くないのでは」と思う。ちょっと調べたところで以下の記事を読む。

これでNASに手を出すことにした。要求仕様は以下の通り。

  • RAID1を組める
  • 外付けHDDを挿せる
  • 簡単

それでNASメーカーとして有名なQNAPを選択し*8、そこから唯一のHome - エントリレベル2ベイであるTS-230を選ぶという流れ。残念ながらTS-230は廃番となったようなので、今QNAPでHome - エントリレベルの2ベイを買うならTS-233一択である。

ところでTS-230はHDDが別売りなので、自分で用意する必要がある。ちょうど購入を検討しているタイミングで「WD Blueの8TBモデルがオススメ」という記事を読み、そのまま購入した。

これを2台でRAID1を組み、問題なく使えていたのだが、つい最近問題が起きる。突如としてディスク1が認識しなくなったのだ。NASを再起動したら認識したものの、RAID再構築が終わらない事態に。

再構築に3年以上かかる……

なんか怖いメッセージも表示された。

ディスク1のSMART情報

そこで3台目のWD Blueを購入して交換。無事にRAIDを再構築でき、データの喪失は回避された。これがRAIDを組まない単体運用だったら消えていたかもしれない。やはり多重化は重要だ。NASの前から使っていた外付けHDDはまだ使えているのだが、これは結果論。HDDはいつ故障するか分からない。

なお、故障したHDDは保証期間内であるため販売会社に送ることに。たぶん新品になって戻ってくるので、それは次の故障時のためにとっておくつもり。なお、故障から修理依頼までの流れについてはnoteのマガジンに書いた。初月無料だから気になった人は購読しよう。

無停電電源装置 (UPS)

NASを買ってまでバックアップを気にするなら停電も気にするべきだろと購入。こいつにはNAS、デスクトップPC、HDD付きTVチューナー、モニターをつないで運用している。連動機能は一番データが飛ぶと困るNASに接続。

購入に際して気にしたポイントは以下の記事を参考にした。

  • 適切なバッテリー容量
  • 給電方式は「常時商用」で十分
  • 出力波形は正弦波
  • UPS連動機能対応

結果、正弦波のUPSで一番安かったことに加え、友人が使っていたのでCPJ500を選択。正直なところ、どんなネットのレビューよりも知り合いが使っているというのは強い。

さて、バックアップもそうだが、UPSを買って良かったと思うには問題が起きないといけない。その問題が今年起きたのだ。

夏の夜、俺はピーピーと鳴る電子音で起こされた。最初は何が起きたのか分からなかったが、エアコンや様々なLEDが消えていることから、停電していることに気がつく。電子音はUPSの警報だった。すぐに枕元の懐中電灯をつけてデスクへ向かう。

[asin:B08VS3QL75:detail]

モニターもUPSにつないであったのでPCをスムーズにシャットダウンできた。TVチューナーも普通に電源オフ。NASはUPS連動機能で自動でシャットダウンされる。こうして無事にデータを飛ばすことなく停電を乗り切ったのであった。

マジで買って良かった。

終わりに

以上が俺の去年買って良かったものと、前回の続きである。今回は「計測」と「備え」に関するもので構成されている。この手のは普段はありがたみを感じないが、いざという時に感謝することになる。つい後回しにしがちなものであるが、これを機会に導入してみたらどうだろうか。

いや、これと言わず俺のリンクから何かしら買ってほしいところ。というのも、最近の記事は読まれても金にならないのが多かったので。人魚の記事なんて1,000ブクマを超えておいて、記事を書くために購入した本1冊分にもなっていない*9。金のためにブログをやっているわけではないが、さすがにちょっと…… となった。

去年紹介したやつの続報

せっかくなので去年紹介した、2020年に買って2021年末にも使い続けていたものはどうなったのかを報告する。

AfterShokz Air

いきなりだが、今は使っていない。最上位機種であるOpenRun Proを買ったからだ。

前のAirもずっと着けっぱなし*10にしているくらいは気に入っていたが、一度Proを使うともう戻れない。音質が別物。

AirはPodcastや通話用途ならば十分だが、音楽やアニメ視聴には使えたものではない。だからアニメを見るときは普通のヘッドホンに切り替えていた。しかしProは違う。今はアニメを見る時も骨伝導になった。

もちろん普通のヘッドホンに比べたら音質は劣る。たまにヘッドホンでアニメを見ると「このOP、こんなに音が豊かなんだ」となる。しかしこの音質の差だと利便性が勝つため、着けっぱなしである骨伝導で聞くことが多いわけだ。

さらにProには専用アプリがあり、これで接続先を管理できるのが良い。同時に接続できる端末は2台だが、これまで接続したことのある端末が記録されており、簡単に切り替えられるのだ。

専用アプリのマルチポイントペアリング

俺の場合、常に私物のiPhoneと接続し、追加で私物PC or 社用携帯 or 社用PCと接続して使いたい。Airの時は社用携帯と社用PCの切り替えが困難だったので、社用PCは諦めていた。それがProでは簡単に切り替えられるので便利。おかげで仕事中でも骨伝導を着けている時間が増えた。

そんなわけでAirは使っていないけれども、骨伝導は今も現役である。これもまた壊れたり紛失したりしたらすぐに買い直す。もちろんProを。ただし、今度は通常サイズではなくminiを選ぶつもりだ。

レビューを見るとこれならば仰向けに寝ることもできるし、こちらが標準サイズなんて書かれている*11*12。実際、通常サイズのワイヤーは邪魔だ。とはいえ今すぐに買い換えるほどのことではないし、そこまで裕福ではない。

2022/11/25 追記
試着してみた。確かにminiが標準サイズであるべき。

Echo Dot + スマートホームデバイスいろいろ

普通に今でも使い続けている。あれから特に新しい機器は購入していないが、今使っている機器は無いと困る。もう手放せないと実感したのは出張や帰省した時。ホテルで虚空に向かって「エコー、電気消して」と言ってしまった。だから赤字でも無くならないでくれ*13

アレクサ関連と言えば、最近Amazon Music Primeの改悪が話題となった。

俺はAmazonで音楽を聞くことがほとんどないので関係ないと思っていたのだが、思わぬところで影響が出ている。

Beat Saberをやる前の準備運動として、アレクサにラジオ体操を流してもらっている。以前はラジオ体操の再生が終わったら自動でストップしたのだが、今はラジオ体操とラジオ体操に似た曲をシャッフル再生するのだ*14。そんな需要あるか?

Meta Quest 2 + Beat Saber

今でも休日にプレイし続けている。あれから新たに購入したアプリはどこかで勧められたシンセライダーズ(Synth Riders) だけ。数回プレイしたが、新しいゲームは慣れるまで運動にならないので、すぐにBeat Saberに戻ってしまった。完全にBeat Saber専用機器となっている。

鉄棒

今でも毎日ぶら下がっている。もちろん俺自身が。懸垂の記録を見返してみたら、1年前は14, 15回 (1セット目) が限界だったのに今は16, 17回なので、ちょっとだけ増えている。わずかとはいえ、続ける意味あるな。

前回紹介した時に「範馬刃牙が使っているやつ」と書いたのだが、今見たら範馬刃牙コラボセットが売られている。

発売は去年の12月からなので*15、前回の記事を書いた直後だったのか。

プンパーニッケル

まだ毎日食べている

プンパーニッケルといえば、ダイエット記事のコメントにこんなのがあった。

ほう、と思って読んでみたら『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』で紹介されていた研究だった。

この研究の主張はGI値の高い食べ物だと体重が増え低い食べ物だと減ると考えておけば良い。食物繊維が多くあまり加工されていない食べ物だ。ここでプンパーニッケルの食物繊維を見てみよう。

プンパーニッケル3枚の栄養価 (1食に対して) / 体重増加を食い止めるべく未来を攻略する - 本しゃぶり

知ってた。

なのでダイエットを始めてからは朝食だけでなく、休日の昼食に食べることも多い。そのため累計購入重量の伸びが止まらない。

プンパーニッケル累計購入重量

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