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【PMD56-2951】俺の腕時計が伝説の天使である理由

ひさしぶりに持ち物の紹介をしよう。

レビューするのは俺が装備している腕時計、シチズンのPMD56-2951だ。

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この時計は《怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath》である。

MTG 白 日本語版 怒りの天使アクローマ TSB-1 タイムシフト

なぜPMD56-2951が《怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath》であるのかを説明していこう。もしアクローマを知らなくても大丈夫。そのつど説明していくし、上記カード画像を見れば*1十分だ。詳しく知りたければ MTG Wikiに行けばいい。
怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath - MTG Wiki

多彩でシンプル

シチズンのPMD56-2951のページを見てみる。

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プロマスター LAND-エコ・ドライブ電波時計 PMD56-2951[CITIZEN-シチズン腕時計]

画像の左下を見て欲しい。良くわからないマークが羅列されている。これらのマークは全てこの時計が持つキーワード能力を示しているのである。

キーワード能力/Keyword Abilityは、カードが持つ能力のうち、よく使われるメカニズムなどを短いキーワードでまとめたものを指す。
キーワード能力 - MTG Wiki

つまりPMD56-2951は、あのマークの数だけ能力を持っているのだ。アクローマもキーワード能力の多さで有名なため、この時点で納得した人もいるだろう。そしてアクローマは持っている能力の数こそ多いが、実態はシンプルそのものである。能力は全てクリーチャー本来の役割を補佐するもの、つまり攻撃と防御を継続的に行うための効果だからだ。「殴れば先制、守りは固く、戦う姿は乱れ無し」それがアクローマである。

俺が時計に求めていたのも正にこれだった。俺は素早く正確に日時を知りたいだけなのだ。なので欲しい機能・仕様をリストアップしたときも、そこには常在型能力と誘発型能力しか書かれていなかった。

常在型能力/Static Abilityとは、ただ「存在する」ことで継続的効果を発生させる能力のことである。
常在型能力は起動したり誘発したりするわけではなく、スタックにも乗らない。それが効果を発揮する領域にある間、常に何かをし続ける(あるいはするのを待っている)。
常在型能力 - MTG Wiki

誘発型能力/Triggered Abilityは、特定の条件を満たすたびに誘発される能力である。
誘発型能力は誘発条件と効果を持ち、「〜とき/when」「〜たび/whenever」「〜時に/at」の語を含む一節から始まる「誘発条件、効果」という書式で書かれている。
誘発型能力 - MTG Wiki

ここからはPMD56-2951とアクローマの類似性について、機能別に説明していく。

視認性

アクローマが出てすぐに殴れるように、PMD56-2951は時間をすぐに確認できる時計である。

インデックスはサンセリフ体のアラビア数字であるため、時計が傾いていてもすぐにわかる。もちろんインデックスおよび針は夜光なので、《夜のとばり/Blanket of Night》が降りてきても大丈夫だ。そしてガラスには無反射コーティングが施されているから《まばゆい反射/Dazzling Reflection》で見えなくなることは無い。

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カレンダーについてはディスクとインダイヤルのどちらが見やすいか、で意見が分かれるかと思う*2。俺はこの時計を使っていることからも分かるように、ディスク派である。ディスクだと針で隠れるデメリットもあるとはいえ、俺は日付より《時間の把握/Telling Time》を優先したいのだ。ならばダイヤルに余計なものは無いほうがいい。主な機能がゴチャゴチャと書かれているのは仕様上、仕方のないことである。この時計はバニラ*3ではないのだから。

耐久性

アクローマは高いタフネスと赤黒のプロテクションによって、破壊されにくい存在となっている。PMD56-2951もまた、その頑丈さがウリの一つとなっている時計だ。

まずは時計におけるタフネスと言うべき硬度について。ケースにはデュラテクトチタン*4が使われ、その硬度はHv1000~1200とステンレスの約5倍。しかもチタンは《腐蝕/Corrosion》にも強い。風防は当然サファイアガラス。こちらはもっと硬く、Hv2300もある。したがって少々こすった程度では《傷跡/Scar》がつくことは無い。

また、プロテクションに相当するものもちゃんと用意されている。一つ目は正にプロテクション(青)と言うべき防水機能。日常生活用では最強の20気圧防水だから《水没/Submerge》しても問題ない。二つ目はプロテクション(磁気)、つまり耐磁性能である。こちらは電波時計であるにもかかわらず、ダイバーズウォッチに求められる1種耐磁時計となっているので《磁力の山/Magnetic Mountain》にだって付けて行ける。

正確性

アクローマがその回避能力と耐久性によって着実にダメージクロックを刻むのと同じく、PMD56-2951も正確に時を刻み続ける。

真っ先に挙げるべきはやはりエコ・ドライブ電波時計である、ということだ。このソーラー+電波の組み合わせに惹かれる人は多いと思う。《照らす光/Bathe in Light》さえあればよく、日本にいる限り《時計回し/Clockspinning》の必要が無いというのは、それだけでアドバンテージを得たようなものだ。それ故にシチズンもこの機能は前面に出しており、サイトには

調整も電池も要らぬ。何があってもだ。
"No adjust. No battery. No matter what."

と書かれている*5

さらに《衝撃/Jolt》に対する備えも衝撃検知機能と針自動補正機能の二段構えとなっている。

衝撃検知機能/Impact Detection Functionとはパーフェックスの持つ機能の一つである。
外部から衝撃を受けるたび、モーターにブレーキをかけ、針ズレを軽減する。
パーフェックス - CITIZEN

針自動補正機能/Hand Correction Functionとはパーフェックスの持つ機能の一つである。
ターンの開始時に針の位置と時刻カウンターの数が異なる場合、補正を行う。
パーフェックス - CITIZEN

社会人ならば時計が狂っていてMTGに遅れるなんてことは許されないため、このような機能があると安心である。

上位互換

ここまで読んだ人ならばPMD56-2951がアクローマであり、素晴らしい時計であるか理解したはずだ。しかしながら、実はこの時計には上位互換がある。PMD56-2952だ。

異なる点は色とベゼルの《黒の防御円/Circle of Protection: Black》である。この部分はデュラテクトDLC、つまり特殊なカーボンでコーティングされている。この分だけ耐久性が上がっているわけだ。したがってPMD56-2951とPMD56-2952の関係は《甲鱗のワーム/Scaled Wurm》《骸骨のワーム/Rise of the Eldrazi》のようなものである。

知らない人ならば黒い方がいいと思うだろうが、実際に使われた実績があるのは《甲鱗のワーム/Scaled Wurm》である*6。なので俺が選んだのも緑のPMD56-2951というわけだ。戦車道をするわけでもないのにカーボンコーティングで5000円も払いたくない。

能力の多い時計と言えば

能力の多い時計と言うのであれば、G-SHOCK辺りがふさわしいという人もいると思う。だがそれは間違いだ。G-SHOCK系の「多機能」は「こんなこともできる」という発想のものであり、アクローマの本質とは異なる。機能を使うのにボタンを押す必要があることから、搭載されているのは起動型能力であり、カラバリ豊富なG-SHOCK《変異種/Morphling》であると言うべきだ。

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起動型能力/Activated Abilityは、決められたコストを支払うことで起動することができる能力。
起動型能力は「コスト:効果」という形式で書かれている。書式には、必ずコロン(:)が含まれる。コロンの前に書かれたコストは起動コストと呼ばれる。
起動型能力 - MTG Wiki

終わりに

これで俺の時計の紹介を終わりとする。ケータイの普及にともない腕時計をしない人も増えたが、なんだかんだ言ってもすぐに時間を確認できるのは便利である。もし付けていないのであれば、これを機会に付けてみてはどうだろうか。

今回紹介したPMD56-2951とPMD56-2952は2007年発売の古い時計である。俺が購入した2012年の時点で、今にもモデルチェンジするのではと言われていたが、結局スタン落ちしないまま現在に至る。この点に関してはアクローマというよりも《セラの天使/Serra Angel》と言ったほうがいい。これは基本的な時計として一つの完成形であるからだろう。おかげで2chのPROMASTERスレでは定期的にPMD56-2951とPMD56-2952を褒め称えられている。購入したら書き込むといい。

ちなみに付け替えたバンドはこれである。ナイロンバンドはいくつか試したが、これが一番よかった。PMD56-2951はベルト幅が20mmなので選択肢が多くていい。

その他レビュー記事

*1:カードが見えていない人へ:あなたのブラウザはアフィリエイトされているクリーチャーをブロックできるようだ。

*2:中にはポインターデイト派もいるだろうが。

*3:何の能力も持たないクリーチャーのこと。

*4:ちなみにダイヤルが緑なのに白のカードで例えたのはこのためだ。マジックにおいて白はチタンであり、緑ならばマラカイトなのである。

*5:意訳。

*6:甲鱗のワーム/Scaled Wurm - MTG Wiki