本しゃぶり

骨しゃぶりの本と何かを繋げるブログ

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

読書量を3倍にしたければKindleを買え

俺は2012年から読んだ本をほぼ記録している。
honeshabriの本棚 (骨しゃぶり) - ブクログ
この記録からKindleが俺の読書量を3倍に引き上げたことが見て取れる。

Kindle

Kindle

  • AMZN Mobile LLC
  • ブック
  • 無料

こんな記事を読んだ。

本を読んで偉くなれるかは俺が偉くなってから書くとして、どうしたら読書に時間を充てられるか、というアドバイスについて俺の意見を書こう。全くもってここに書かれた通りである。あまりにも当たり前すぎて腹立たしいぐらいだ。そして付け加えるなら、ここに書かれた3つのアドバイス、

  1. 事前に本を買っておく
  2. 常に何かを読んでいる状態にしておく
  3. 好きな本を読もう

を実行するにはKindleを使うのが手っ取り早い。この記事の主張は以上なので、もう納得した上でKindleをまだ持っていないのであれば、早速買って今すぐ読み始めるべきだ。

実績

ではKindleを使い始めるとどれくらい本を読めるようになるのか、俺の実績を紹介しよう。

2012年:43冊

f:id:honeshabri:20160210214310p:plain

当時はまだKindleを所持していない。この年より読んだ本を記録するようになった。記録したのは全て読み終えた本のみである。月によってバラツキがあるが、月平均で3.6冊といったところ。

2013年:38冊

f:id:honeshabri:20160210214331p:plain

まだKindleを所持していない。そしてこのブログを始めたのは2013年の5月からだった。初期のころは完全に書評ブログで、週に1冊のペースで紹介していた。しかしながら読書の方は週に1冊未満であり、このままだと紹介する本が無くなるなと思った記憶がある。結局、前年よりも少ない38冊で終えた。ちなみに1冊だけ電子書籍が登録されているが、これはただのミスである。

2014年:114冊

ついにKindle購入。

f:id:honeshabri:20160210214349p:plain

前年比300%となった。決して釣りタイトルではないことが分かっただろう。紙の本の方が多いのは、当時はブクログに登録する際に、紙か電子かを気にしていなかったからだ。ブクログのiPhoneアプリの検索がクソだったせいでもあるが。ついでに言っておくと、これは実生活にゆとりが出たせいではない。むしろ年々忙しくなっている気すらする。

2015年:132冊

f:id:honeshabri:20160210214405p:plain

そして去年は記録史上最高であった。おそらくこれを超えているのは、学校の図書室で毎日本を5冊借りていた小学3年生の時だけだろう。2年連続でこれだけ読めているので、Kindleエフェクトは確かにあると言わざるを得ない。なお、2015年は紙の本と電子書籍をちゃんと区別して登録している。1月と5月で紙の本が多いのは、連休中に家で引きこもっていたからだろう。

Kindleで増えた理由

Kindleで増えた理由について、Lifehackerのアドバイスにそって説明しよう。先に書いておくと、Kindleと指定しているのは俺がKindleしか使っていないからだ。おそらく他の電子書籍サービスでも同様の効果を得られると思うが、使い勝手などを知らないのでなんとも言えない。

1. 事前に本を買っておく

Kindleを使い始めると、読む量以上に買う量が増える。Kindleを買ってすぐの記事で、俺はこう書いていた。

そしてついにKindle Fireを購入し、電子書籍に手を出した。これやばい。金を払っている気がぜんぜんしない。今までも本を買う時はクレカだったので、その辺については変わらないだろうと思っていた。だが紙の本ならば実体がある。俺のもとに届き、手にとった時「ああ、買ってしまったのだな」と実感する。しかし電子書籍にはコレがない。ただ単に表示されるだけ。表示自体はamazonで眺めている時にもされている。これは自覚しないとまずそうだ。
俺の本の購入方法は移り変わる - 本しゃぶり

すでにフラグが立っているが、この時はまだKindleのセールの恐ろしさを知らなかった。頻繁にセールが行われるため、安いうちにとつい買ってしまう。そして買う量は増え続け、2015年のKindle本購入数は198冊である。読んだKindle本は79冊だというのに。

もし多くの本を読みたいのならば、家にたくさんの本を置いておくことです。そうすると何を読むかの選択肢が広がるし、たくさん読めるようになります。
成功したい人必見!1年間で本を100冊読むために大切な3つのコツ | ライフハッカー[日本版]

本の貯蔵は十分だ。

2. 常に何かを読んでいる状態にしておく

スマホで読書できるのがここまで強いとは、思ってもみなかった。常に何かを読んでいる状態にしておくためには、常に読んでいる何かが手元になくてはいけない。しかし、重くて厚い本を持ち歩くというのは現実的に厳しい。だがスマホならいつでも手元にある。そして中に何冊も入れることができるのだ。

たいてい人は1時間に50ページ読めます。もし週に10時間読めば、1年間に2万6千ページ読むことができるのです。
成功したい人必見!1年間で本を100冊読むために大切な3つのコツ | ライフハッカー[日本版]

読書の時間を毎日1時間半まとめて取るのは難しくても、5分程度のスキマ時間をかき集めればそれなりになるものだ。Kindleをスマホに入れれば、ニュースを消化する感覚で読書できる。

3. 好きな本を読もう

この「好きな本を読もう」はここで言いたいことを正確に表現できていない。正しくは「つまらない本はさっさと切れ」だ。

もし選んだ本のページが進まなければ、さっさとその本は置いて、自分が本当にわくわくしてどんどんページが進む本を選び直すべきです。
成功したい人必見!1年間で本を100冊読むために大切な3つのコツ | ライフハッカー[日本版]

つまらないアニメを3話で切れるのだから、本だって同じようにできるはずだ。一番の違いはまとめて金を払っているか否かだが、サンクコストを知れば気にならなくなる。しかし、そのつまらない本が手元にある唯一の本であるならば、このアドバイスは意味を成さない。だからこそアドバイスその1が大事なのだ。

Kindleで読めるおすすめの本

この際だから実際に読んで面白かったKindle本を紹介する。

君主のあるべき姿を小学生にもわかりやく教えてくれる。推薦図書に入れるべき。


最近ヤバい雰囲気を漂わせているTwitterが、創業した時からヤバいことがよくわかる本。


なぜ俺は放映当時に読まなかったのか。ファンタジスタドールはもっと評価されるべき作品。


以前紹介したのをまたってのもつまらないので、あえてまだこのブログで紹介していなかったものを選んだ。今までに紹介したのはこの辺の記事を見ればいい。

終わりに

今週のお題「バレンタインデー」ということで、俺にとってのバレンタインデーネタを書いた。これは、俺がKindleを購入する最後の一押しとなったのが、バレンタインデー・セールでKindle Fireが安くなったからである。スペインのバレンタインデーでは女性が男性に本を贈るらしいので、読書ネタはあながち無関係というわけでもない。まあ、日本ではKindle本をギフトとして購入することができないが。

続き

本・読書ネタ記事