本しゃぶり

骨しゃぶりの本と何かを繋げるブログ

ジョジョのネアポリス聖地巡礼 レクイエム

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南イタリアの都市、ネアポリス。
「ネアポリスを見て死ね」と言われるほどに、風光明媚な観光地として有名な都市である。

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ようやくここに辿り着いた。
1年と1ヶ月。
待ち時間としては決して短いものではない。


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俺の『レクイエム』はここから開始する。

前回からのあらすじ

「前回」とはこのことだ。

2018年11月、ジョジョの聖地巡礼としてイタリアを訪れた。できる限り作中と同じ日程で各地を巡る旅である。5部を中心に、ジョジョに登場する場所はおおよそ訪れた。

しかし行きそこねた場所も少なくはない。その理由として日程・体力不足もあるが、そもそも事前調査が足りなかった。加えて俺が行ったのは5部アニメ6話の時点だったため、7話以降のアニオリは対応できるわけがない。

そこでリベンジを決意し、帰国してからも情報の収集を続けていたのである。

さらに2019年11月には公式ツアーこと「黄金のイタリアツアー」が開催された。

ちょっぴり心惹かれるものがあったが、俺は見送る。既に一人旅として行くことを決定していたからだ。とはいえツアーに参加する機会を手放したのだから、それに見合った体験をしなくてはいけない。そう決意したのだった。

今回の旅行概要

イタリアの滞在期間は2019/12/23〜2020/01/02である。今回の旅は以下の2点をテーマとした。

  • 前回行きそこねた場所に行く
  • ツアーではなく、個人旅行だからこそ可能な内容

また、これを達成するために以下の方針を定めた。

  • 行き先をナポリとローマに絞る
  • 巡る順番や移動手段にこだわらない

以上を踏まえて、日数の配分はナポリに4泊ローマに6泊とした。ローマの方が多いのは、ジョジョだけでなくストパンの聖地巡礼も兼ねているからである。大きな行動は一つの目的のためだけにやるものではない。

本記事ではナポリおよび周辺を取り上げる。前回と違ってまとめることの意味は薄いし、長い記事は好まれにくい。ナポリでジョジョのために費やした時間はおおよそ2日半。あまり気負わずに読んで欲しい。

ナポリで行った場所

この地図でナポリに登録した場所はほぼ行っている。

カポディキーノ国際空港は行っていない。前回行って写真も撮っているので。俺は頭が悪いやつではないので、1度でいい所を2度行ったりしない。

また、行った場所でも前回紹介していて新規要素が無ければ、本記事では取り上げない。なので前回の記事をまだ読んでいないのなら、先にそっちを読むことをおすすめする

前回の記事

それでは各スポットを紹介していく。

Annunziata Bed and Breakfast

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Annunziata Bed and Breakfastの入口

名前から分かる通りB&Bつまり宿である。ナポリでは4泊全てここ。市税込で272ユーロ。

www.booking.com

この宿は立地が最高だ。前回ナポリで泊まったB&B Sweet Sleepも悪くなかったが、ここには勝てない。はっきり言ってジョジョ5部の聖地巡礼においては最強だ。これを見てもらえれば分かる。

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宿のある場所

分からない人のためにこっちも貼っておこう。

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『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』第2話

そう、ここは「女子供見境なく麻薬を捌いていたクズな親父が死んだ現場」なのである。木村監督がそう言っているので間違いない。

聖地巡礼において聖地に宿泊できるのは強力なアドバンテージなので、ここに勝つのは難しいだろう。

しかも「立地が最高」と言えるのは他の場所へ行くにも悪くないからだ。例えば宿の屋上から見ると分かるように、サンタキアラ教会がすぐそこにある。

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宿の屋上から見えるサンタキアラ教会

最寄りのメトロの駅はUniversitaで徒歩7分。

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Universita駅前

とはいえいくら立地が良くても周囲の様子がアレだと、宿としてのクオリティが心配になるだろう。なので中身をチラッと見せてやる。

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俺が泊まった部屋

外の見た目に反して中はまとも。それどころかタオルにリボンまで巻かれていた。ついでに朝食会場も見せよう。屋上にあるので眺めが良い。

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朝食会場

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ある日の朝食

宿はお婆さんとその娘がやっていて、なかなかに親切。朝食は本来セルフサービスなのだが、俺があまりにもバクバク食べたせいか、翌朝は最初から席に配膳してあった。それが上の写真である。また、俺の英語力があまりにもアレなことが分かると、次からは翻訳アプリを用意している。立地も良くてサービスも良い。こいつ無敵か。

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周囲の落書きさえ気にしなければ

サン・マリア・デッラ ・フェーデ広場

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サン・マリア・デッラ ・フェーデ広場

ギャングのオッサン繋がり。あいつが倒れていた場所がここだ。

作中ではいい感じの壁がちょっと残っているが、実際はポールなので隠れられにくい。ただ、駐車が多いからドライバーさえ来なければ結構バレないかも。

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駐車で見えない

ストリートビューで見たときは「実際に寝っ転がったら面白いかも」なんて考えていたが、あまりの汚さにその考えは吹き飛ぶ。仕方がないので代わりにケッキングを寝かせてみた。

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浮くな

コルソ・ヴィットリオ・エマヌエーレ通り

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コルソ・ヴィットリオ・エマヌエーレ通り

1話でジョルノが服にジェラートをつけられた道。壁の高さは作中と異なるとはいえ、あの特徴的な道路の構成はここがモデルに違いない。ジョルノはこの交差点でジェラートを買っていたが、実際はジェラート屋じゃあなかった。

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作中でジェラート屋があった場所

なので「チョコレートとピスタチオを2段で1つ」のジェラートを食べたかったら、他の場所へ行こう。

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チョコレートとピスタチオのジェラート 2.50ユーロ

ジョルノにジェラートをつけた二人組はサンタキアラ教会へ行くためにこの道を歩いていった。

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サンタキアラ教会へ向かう道

方向としてはこれで合っている。ではあの二人はどれくらい歩く必要があるのだろうか。実はこの場所、サンタキアラ教会からは結構離れている。

Google Mapsによれば1.6km徒歩20分。彼女たちはどれだけ迷っていたのか。

余談だが、ヨーロッパでは「ケチャップスリ」と呼ばれるスリの手口がある。

【ケチャップスリ】 汚れた液体を衣服にかけ,その液体を拭き取ろうと親切を装って近づき,その隙にバッグ等を奪う手口です。最近は鳥糞に似た,緑色の液体をかけることが多くなっています。このような場合,親切を装って声をかける人物が近づいてきても絶対に相手にすることなくその場からすぐに離れて下さい。最近はカンプ・ノウ付近での被害が目立っています。
バルセロナ、最新スリ情報傾向と対策 スペイン/バルセロナ特派員ブログ | 地球の歩き方

実際にジェラートをつけられたら、これを警戒したほうがいい。この街では油断しちゃあダメだよ。

Augsteoからのフニコラーレ

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Augsteo駅

フニコラーレ自体は前回乗っているが、アニメでジョルノの乗っていたフニコラーレ・チェントラーレ線 (Funicolare Centrale) は知らなくて乗りそこねていた。今回はちゃんとジョルノと同じくAugsteoから乗り込む。

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Augsteoの改札

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Augsteoの構内

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乗り込む

見ての通りなかなかの乗車率。ただ常にこんな感じというわけではなく、別の日に乗ったときはもっと空いていた。

ところでこのチェントラーレ線は2016年8月から2017年7月21日まで改修工事で閉鎖されていたそうである*1。アニメスタッフのロケハンは2017年7月25日に出発したそうなので*2、なかなかいいタイミングだったと言えるだろう*3

Augsteoから1駅のC.so Vittorio Emanueleで降りるとこんな感じ。

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C.so Vittorio Emanueleで降りたところ

なぜあの通りがアニオリで使われたのか、これで分かった。

ポジリポの丘へ

アニメでジョルノはフニコラーレからC.so Vittorio Emanueleを通過した後に飛び降りる。

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『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』第2話

ハエを手がかりにブチャラティを追いかけ続け、ポジリポの丘で追いつく。

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『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』第2話

リアリティを知りたくて、実際に歩いてみた

さすがにフニコラーレから飛び降りるわけにはいかないので、C.so Vittorio Emanueleがスタートである。道中、写真を適当に撮影したが、全部載せると長いのでgifにした。

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C.so Vittorio Emanueleからポジリポの丘

予めGoogle Mapsで調べていたから分かってはいたが、やはり遠いハエのスタミナがやばすぎる。このワークアウトの結果は以下の通り。

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ブチャラティを追いかけるワークアウト

写真を撮影しながらなのでペースは少し遅め。

夕方スタートだったが、到着した時には完全に日が暮れていた。だがこれは計算通りである。ポジリポの丘から見る夜景は「世界三大夜景」と言われているので、ついでに拝んでやろうと考えていたのだ。

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世界三大夜景の一つ

やっぱりこういうのは生で見ないとダメだな。ネアポリスを見て死ね。

なお翌日、昼の景色を見るためにまたポジリポの丘に来た。前回の反省を活かし*4、午前中に登る。

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いい景色だ

刑務所

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刑務所前のロータリー

ポルポの刑務所は「ヌオーヴォ城」がモデルとよく言われ、俺もそうだと思っていたが、アニメを見返すとそれだけではないことが分かった。3話で刑務所前を上から描写したカットがある。

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『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』第3話

ここで実際の刑務所を上から見てみる。ここでポイントなのは刑務所の正門側ではなく、フランチェスコ・ラウリーア通りに面した裏手側を見ることだ。

左上が刑務所である。周囲の建物こそ違えど、ロータリーと刑務所の関係は一致しているし、刑務所内の建物の配置も同じだ。実はアニメの刑務所は実在の刑務所もモデルになっているのである。

実はこれ、放映当時に気がついていた人がいて、答え合わせも既に済んでいる。

俺がこのツイートを知ったのは、今回行くために自分で特定した後だった。どうせなら前回行く前に知りたかった。

とはいえアニメの刑務所のモデルが判明したことで、芋づる式に他のシーンの場所も特定できる。例えばブチャラティがジョルノを連れて刑務所へ向かうこのシーン。

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『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』第3話

これはフランチェスコ・ラウリーア通りの地下道の入口だ。

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刑務所脇の地下道

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地下道から撮影

この地下道を通るのは、駅方面から刑務所前ロータリーへ向かうなら方向としては間違いではない。しかし、ここはほとんど車専用道路なので、歩行者である二人がここを通るのは非現実的。実際、Google Mapsでも徒歩で行く場合はこの地下道を選択することができない。

ロータリーから出る刑務所に面したもう一つの通りジョヴァンニ・ファルコーネ広場を進むと、見覚えのある光景が見える。

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セラフィーノ・ビスカルディ通り

ブラック・サバス戦後に康一くんが承太郎に電話した後に走っていく道である。さすがに公衆電話は無かった。ちなみにこの方向は中央駅と真逆で、見るべきものは何も無いと言っていい。康一くんは「観光にでも行こっかなー」と言っていたが、どこへ行くつもりだったのだろう。徒歩で空港とか?

以上のようにアニメでは、実際の刑務所をかなりの部分モデルにしているのだ。

ヌオーヴォ城

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ヌオーヴォ城

ポルポの刑務所のモデルと言われている城。前回は正面から撮影しそこねていた。ちなみに原作では「ポルポの刑務所」ではなく「ヌオーヴォ城」としても登場している。

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『ジョジョの奇妙な冒険 カラー版 第5部 1巻』

ところでポルポの刑務所のモデルは本当にヌオーヴォ城なのだろうか。俺は前から記事でそう書いてきたし、俺が書く前からネットではそう言われていた。それに「黄金のイタリアツアー」でもヌオーヴォ城に行っている。

ただ今の俺はこれに疑いを持っている。本当のモデルは「カプアーナ門」ではないだろうか。

カプアーナ門

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カプアーナ門

これもナポリにある観光名所の一つである。俺はこの存在を知らなくて、歩いていて偶然見つけて驚いた。

ポルポの刑務所もあのデザイン部分は「門」であることを考えると、俺はカプアーナ門の方がモデルとして適切だと思う。せっかくなので比較してみた。

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刑務所の門の比較

実際のとこどうなのか、荒木飛呂彦に訊いてみたい。

サンタキアラ教会

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サンタキアラ教会

「サンタキアラ教会ってどう行くんですか?」でお馴染みの場所である。彼女たちがここに行きたがっていたのは、もちろんジョルノの中等部のモデルだからだ。

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『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』第3話

モデルとなったのは教会側面の出入口。通常はここから入ることはできず、内側はこうなっている。

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出入口を内側から

教会の中に入るだけなら無料。教会の裏側にある修道院回廊(キオストロ)は有料で6ユーロだった*5

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キオストロのチケット 6ユーロ

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サンタキアラ教会のキオストロ

ジョルノの中等部の柱を見てみると、このキオストロに似ている。もしかしたら階段だけでなく、他の要素も参考にしたのかもしれない。ただこのようなデザインのキオストロはサン・マルティーノ美術館など他でも見られるため、「サンタキアラ教会の」とは限らない。

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再点火していないので襲われない

トレド通り

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トレド通りからスペイン地区

アニメでブチャラティたちが溜まり場としているリストランテ「Libeccio」は、トレド通りからスペイン地区へ入る路地の突き当たりにある。

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『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』第5話

完全に一致する場所を見つけられなかったので絶対とは言えないが、坂道になっていて、通りの上を旗で飾り立てられていることから、おそらく合っているはず。

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別の路地

もしこの認識が正しいのだとしたら、5話でブチャラティがジョルノをチームのメンバーに紹介しに行く時、ジョヴァンニ・ボヴィオ広場を通る理由が分からない。まあ、空間が歪んでいたのだろう。

警察署

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警察署

警官時代のアバッキオが勤めていた。

サン・ドメニコ広場

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サン・ドメニコ・マッジョーレ教会とオベリスク

28話でアバッキオが死んだ直後のカットの場所。ここの広場でも食事をすることはできるが、アバッキオが食事していた場所とは違う。

フェデリコ2世・ナポリ大学

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フェデリコ2世・ナポリ大学

フーゴが通っていた大学。

Vico Pallonetto Santa Chiara, 8

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Vico Pallonetto Santa Chiara, 8

「輪切りのソルベ」の送り先。つまり暗殺チームのアジト。手前側の「8-B」は雑貨屋になっている。特に買わなかったが。

マレキアーロ

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マレキアーロ

ブチャラティの故郷のモデル。「黄金のイタリアツアー」で行われた木村監督のトークショーで判明した。

ここへはバスNo.140で行けるみたいだが、クリスマスのせいか渋滞のせいか、1時間以上待ってもバスが来なかった。仕方がないので最寄り駅までメトロで行き、後はタクシー配車サービスFREE NOWを使うことにした。

FREE NOW (mytaxi)

FREE NOW (mytaxi)

  • Intelligent Apps GmbH
  • 旅行
  • 無料

25.30ユーロかかったが無事に着く。帰りはタクシーが捕まらず、歩いて帰ることになるのだが、それはまた別のお話。

海辺に降りてみるとボートがあった。これに釣り客を乗せると死亡フラグになる。

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マレキアーロのボート

実際に行ってみてだが、俺が見た範囲では「アニメそのまま」的な場所は無かった。雰囲気だけを参考にしたのかもしれない。せっかくなので適当にマレキアーロで撮影した写真をペタペタと貼る。

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マレキアーロの写真その①

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マレキアーロの写真その②

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マレキアーロの写真その③

マレキアーロは交通の便が悪いし、レストランもお一人様お断り的な感じ*6なので、ジョジョの聖地巡礼として行くのはあまりおすすめしない。

ポンペイ遺跡

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ポンペイ遺跡のフォルム

もともと今回はポンペイ遺跡に行くつもりは無かった。『犬のゆか絵』や『ケンタウロス像』は前回撮影済みだったので、行く意味が少ないと考えていたからだった。

しかし、ナポリ滞在中に見かけた一つのツイートにより、予定を変更する。「黄金のイタリアツアー」で『犬のゆか絵』に設置された鍵が、そのまま放置されているというのだ。

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放置されている鍵

今ならリアルに鍵を回収できる。そう考えて急遽ポンペイ遺跡に向かったのであった。

俺はこの機会を完璧に活用する。前回撮影しそこねていた「マリーナ門」や「名誉のアーチ」をしっかり撮影。そして鍵を回収する様子もバッチリ撮った。

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マリーナ門

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名誉のアーチ

この件の詳細は別記事にまとめてあるので読んでもらいたい。

終わりに

前回の時点で、5部の聖地は「だいたい行った」と言えるほどの場所を訪れた。しかし時間が経つほどに「行った場所」のことよりも「行かなかった場所」の方が気になって仕方ない。しかも行かなかった場所についてもブログやマイマップにまとめているものだから、それを参考にして行った人の聖地巡礼レポには「俺が行かなかった場所」についても書かれている。

もちろん「行く上で参考にしてもらいたい」と思って公開しているのだから、それ自体は喜ばしい。だが悔しいのも事実。この気持ちを解消する方法は一つしか無い。もう一度行くことである。

ということで今回ナポリ (とローマ) に再び行ってきた。もう少し上手くやれたこともあったが、それでも最低限の目的は達成できた。鍵の回収という思わぬイベントもあったし。全体としては満足感の高い旅行になったと言える。鎮魂は完了された。

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ポジリポの丘とてんとう虫のブローチ

主な費用

参考にナポリ旅行にかかった主な費用を開示する。ローマ分は除外。

  • 羽田 - ローマ往復の飛行機代:79,897円 (燃料代込、中国南方航空)
  • 空港⇔ローマの電車代 (往復):28ユーロ
  • ローマ→ナポリの電車代:29.90ユーロ
  • ナポリ→ローマの電車代:16.90ユーロ
  • ナポリの宿代 (4泊):272ユーロ (市税込)
  • アルテカード (ナポリ市内3日分):21ユーロ

他の細々した費用についてはInstagramを参照。イタリアで支払ったものについてはトイレの使用料にいたるまで、1セント単位で記録している。今回の旅行はこの投稿がスタート。

@honeshabri • Instagram写真と動画

買ってよかったもの

今回の旅行のために買って良かったものを紹介。

アルテカード

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アルテカード 21ユーロ

これは観光客向けの公共交通機関の切符+観光施設割引券である。いくつか種類があって、俺の買ったナポリ市内限定のものや、カンパニア州全域が対象のものもある。

俺が買ったやつはナポリ市内の公共交通機関 (バス・メトロ・トラム) が72時間乗り放題。さらに国立考古学博物館などの施設は最初の3箇所が無料になる。4箇所目以降は50%オフだ。対象となる施設や他の種類のカードについては公式サイトを見てもらいたい。

Home - Artecard

イタリアSIM

前回と同じに見えるが今回のはイタリアがメインである。2100円*7で通信容量12GBは破格。説明欄に「データ通信は、イギリス国内のみLTE、Feel At Home対象地域では3G/2Gをご利用になれます。」と書いてあるが、ナポリでもローマでも基本的に4G接続だった。

市内だと基本的には問題なく使えた。ただマレキアーロは電波の入りが悪く、そのせいでFREE NOWの支払いが少し手間取った。とはいえ全体を通して見れば特に不満の無い結果であった。ちなみに10泊のイタリア旅行終了時の通信量はこれ。

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イタリア旅行での通信量

夜は宿のWi-Fiを使っていたとはいえ、かなり余っている。しかしこいつ旅行中なのにはてブしまくっているな。

変換アダプタ

サンワサプライ 海外電源変換アダプタ ブラック TR-AD4BK

サンワサプライ 海外電源変換アダプタ ブラック TR-AD4BK

  • 発売日: 2017/09/01
  • メディア: Personal Computers

変換アダプタは同じようなのを前から持っていたけど、今回は2個持って行った。予備の意味もあるけれど、2個あるとPCの充電とUSB接続機器の充電を同時にできて良い。これは万能タイプなので他の国へ行くときにも使える。

イタリア聖地巡礼の続き

こっちはローマ編。

*1:フニクリ・フニクラ・フニクリ・フニクラ~♪<フニコラーレ・チェントラーレ>が約1年ぶりに再開通! イタリア/ナポリ2特派員ブログ | 地球の歩き方

*2:【インタビュー】“ジョジョ愛”に敬意を表するッ! 『黄金の風』監督コンビが明かす、情熱の制作秘話 - ライブドアニュース

*3:ただしストでフニコラーレには乗れなかったと木村監督は述べているので、行った人のブログか何かを参考にしたのかもしれない。

*4:午後で日差しが低いと丘の影が街並みにかかってしまう。

*5:2019年12月時点。

*6:実際に一軒で断られた。

*7:2019年12月時点。