Apple Watch Nike+ (Series 4) を使い始めて1週間が過ぎた。
Suicaの利便性にビビっている。

初Suica
今までSuicaを使ったことが無かった。電車に乗るのは月に1回程度で、しかも回数券を分割して販売している自販機が駅前にある。そのため今までSuicaを作る気がしなかった。
電子マネーという観点から見ても、旨味は少なかった。俺はついこの間までApple Payが非対応のiPhone6sを使っていたので、Suicaに限らず電子マネーを使いたいのならカードを作るしかない。それならクレカで特に不満は無かったというわけである。
そんな俺がApple Watchをうっかり買ってSuicaを導入したのだから、その衝撃は凄まじい。なにせ磁気式の自動改札は1970年代の技術である。
By Linearcity - 自ら撮影, CC 表示-継承 3.0, Link
そこから一気にスマートウォッチなのだから、約50年分のワープ進化。とんでもないものを手に入れてしまった感が半端ない。
なのでApple Watchに興味があり、Suicaなどの乗車カードを持っておらず、Apple Pay非対応のiPhoneを使っている人はApple Watchをさっさと買ったほうが良い。
その他
どのように使っているかなどを書いておく。
フェイス
フェイスはコンプリケーションをたくさん表示させたいので『Infograph』を使っている。

『BatteryPhone』はiPhoneとApple Watchのバッテリーを表示するアプリ。
離れたところから充電状況を確認できて便利。ただ、自動更新間隔が30分固定なのが残念。それどころか明らかに30分以上更新されていないこともある。それでも手動更新は可能なので、わざわざiPhoneのところまで行かなくていいのは楽である。
右下に世界時計の東京があるのは、俺が海外へ行くからではない。アナログ時計だと、時間の把握が難しかったからである。アナログ時計は今まで使っていたので、Apple Watchでもアナログ表示で十分だと思っていた。だが慣れもあるのだろうが、これが意外に分からない。数字が無いからだろうか。しかもApple Watchの場合、じっと見ていると画面が消えてしまう。
なのでバカバカしいとは思いながらも、時計をデジタル表示させることにした。小さいが特に問題ない。そして逆に針を消したい。針無しの方がどう考えても便利だ。
ここまで書いたところで、俺が使うべきは『Infograph Modular』な気がしてきた。

さっそく今日から試す。
2018/10/28追記
2週間使っているが、今の所これが一番良さげ。コンプリケーションの数が足りないかと思っていたが、時計やカレンダーで消費しないため、結果として『Infograph』の時と同じ構成になっている。一つ難を言えば、時刻の表示が固定されているのが気に食わない。時刻を左に寄せて、右上にバッテリーを表示させたい。
いいと思ったアプリ
この1週間で使って便利だなと思ったアプリを紹介する。
上に書いたとおり。
同上。
https://itunes.apple.com/jp/app/jins-meme-office/id1091451699?mt=8&uo=4&at=11lnWq
iPhoneの場合、集中力が切れてくれるのを教えてくれるのはいいのだけれど、これの通知のためにiPhoneをわざわざ取り出すのもアレだな、と常々思っていた。通知がApple Watchでコストとリターンのバランスがちょうどいい。
俺は歩いている時にiOSの読み上げ機能を使ってKindleを消化していることが多い。
しかしこれはポケモンGOと相性が悪い。というのも、この機能はバックグラウンドだと読み上げが終わってもページ移動してくれないのだ。そしてポケモンGOもバックグラウンドでは動かない。なので今までは、基本的にポケモンGOをアクティブにし、1ページの読み上げが完了するたびにKindleを開きページをめくり、またポケモンGOに戻るという運用をしていた。これは非常に面倒くさい*1。
それがApple WatchでポケモンGOを起動することで、iPhoneではKindleを開きっぱなしとなった。文字が続く限りページ移動が自動になったので便利。とはいえApple WatchのポケモンGOは完璧とは言いがたい。ポケモンを捕まることはできないし、ポケストップに反応しないことも多々ある。せめてPokémon GO Plusと同様に捕まることぐらいはできるようになってほしい。
充電頻度
俺の使い方だと平日なら2日保つ。ただし毎日充電している。
- 充電は夜に入浴中+αの時間に95%程度まで行う
- 寝ているときは装着しっぱなし
- 日中は40分くらいポケモンGOを起動
- 他にアプリはほとんど使わず、通知を確認する程度
- 充電前は50%以上残っている
毎日充電するのが面倒という意見はよく聞く。しかし俺はほとんど気にならない。アクティビティトラッカーを使い始めて4年近く経ち、すでに毎日充電するのが習慣になっている。さらに今年からメガネも毎日充電しているのだから*2、今さら充電するものが1個増えても大して変わらない。
バッテリーの余力を考えると2日に1回も行けるが、そうすると1回の充電時間が延びるので俺はそれを好まない。それにギリギリの運用だと、何かしらの例外が発生した時に切れるリスクがある。なので俺は毎日充電している。
終わりに
とりあえず今のところは買って後悔していないし、この利便性を知ってしまうと元には戻れないだろう。新型が出るたびに買うということは無いだろうが、壊れたらまた買うのは間違いない。これはそういう類のガジェットだ。
スマートウォッチは今回のApple Watchが初めてだが、腕に装着するタイプのアクティビティトラッカーはいくつか使ってきたので書いておく。
機種 | 使用開始 | 使用終了 |
---|---|---|
PULSENCE PS-100BL | 2014年11月 | 2018年1月 |
Jawbone UP3 | 2016年3月 | 2016年9月 |
MISFIT RAY | 2017年7月 | 2018年10月 |
PULSENCE PS-600C | 2018年1月 | 使用中 |
Apple Watch Series 4 | 2018年10月 | 使用中 |
現在は左手にApple Watch、右手にPS-600Cで運用中。左手に2個つけるゲイツスタイルもありかなと思ったが、ガチガチぶつかるのでやめた。ライドウォッチホルダーは2個が連結されているから成り立つ。そして塚本昌彦教授が片腕に3個つけていることの凄さを理解した。
腕時計の記事
*1:できる限りページをめくりたくないので、俺はKindleの文字サイズを最小にしている。