本しゃぶり

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【雑記】俺はブログ論中毒になっていた

Schleich シュライヒ カエル

前回こんな記事書いたけど。

【雑記】ブログは自己満足で書けない - 本しゃぶり【雑記】ブログは自己満足で書けない - 本しゃぶり

読んだ。自己満足じゃないだろ。ブログは自己満足でいいと思うんすよ - ロックンロールと野球とラーメンここ最近ブログがどーたら、書き手がこーやら、読み手があーやら...

なんか俺のブログにブログ論が多い気がする。

俺は望んでいない

気がついたらしょっちゅうブログ論的な記事を書いている気がする。こんなに書いているのはよろしくない。これが他人のブログに対する批判なら野鳥の会よろしく丁寧に一つ一つ数え上げて、キッチリ割合も出すところだが、今回問題にしているのは俺のブログだ。俺が多いと感じたのなら多いに決まっている。実際のところどうなのか気になる人は自分で数えてくれ。こういう時にはてなブックマークって便利だと思う。

この状況だが、俺の望んだものではない。俺は自分の読みたいブログを書きたいが、俺はブログ論ばかりのブログを読みたくない。ブログをはじめる前ならなおさらだ。そりゃ世の中には本の書き方についての本とかもあるわけで、ブログについてのブログがあってもいい。でもそういうのは月間1億2千万PV出すようなアルファっている人がやってこそであって、俺みたいなサードどころかセカンドラスト的ブロガーがやっても仕方がない。

大体ブログのあるべき姿について書いているブログなんて、同じところをグルグル回り続けているようなもの。いや、それどころか螺旋のように収束していき、究極の地点で自らを巻き込んで消える気がする。さすがにそれは避けたい。

ブログ論は当てはまる

どうしてこうなったか考えてみる。まず俺のブログのネタとしてブログ論は最適すぎるのが問題だ。俺が書評以外の記事を書く時、ネタは次の3つから持ってくる。

  1. 興味のあること
  2. 話題になっていること
  3. 自分の意見があること

一つの記事はこれら3つのいずれか、もしくは複数を満たしている。じゃあブログ論はどうか。まず俺はブログを本格的に書くようになってまだ1ヶ月ちょっとだ。当然ブログの運営について興味をもっている。さらにブログをやるようになって他の個人ブログを読むようになった。その結果、言及繋がりなどで自然と似たようなブログを読むようになる。するといつの間にか俺の観測範囲でブログ論が話題になっていた。そしてブログをやっている以上、俺にだってブログについての意見がある。うん、コンプリートしている。

どうやら何も考えず俺が記事を書こうとするとブログ論にたどり着くのは必然のようだ。納得がいった。

だって楽だし

さらに考えてみるとブログ論って書くのがすごく楽。ネタ=きっかけとして優秀なのもあるのだが、書くのも楽だし成果も簡単に出る。人間は成功体験に弱い。上手くいったら同じことをしてしまうものなのだ。

何が楽かって言うと、まず俺が正義ってこと。おそらくブログ論に正解はない。そうなると俺の中では俺のやり方が正義となる。だから書いていても間違うことが皆無となるわけだ。そりゃあ書いていて気持ちいいに決まっている。しかも内容は普段考えていることだから悩む必要がない。しかも裏付けとか検証データとかいらないので自信を持って他者を批判できる。マジに楽だ。

アクセス数に関してもブログ論は楽。おそらくブロガーは非ブロガーに比べて個人ブログを読む。そしてブロガーはブログ論に引き寄せられる。ちょろい。しかもはてなブロガーは賛同する人も反論する人もはてブする確率が高い。となると人気エントリーに入る可能性も高くなる。ブログ論マジにうめぇ。中毒になるわけだ。

気がついてしまったので

こんなにうまいブログ論だから正直もう少し書いていたい。だが俺はブログ論中毒であると気がついてしまった。そしてそれは俺自身が望んでいないとも。そしたらもう止めるしかない。気がついたらそれで終わりなのだ。

さて次回以降からどうするか。ブログ論はしばらく避けよう。なにか別の話題について書くしかない。まあ、なんとかなるだろう。

ここまで書いて気がついた。これもブログ論の一種な気がする。

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