読んだ。書評ブロガーとして言及せざるを得ない。
殆どの人は間違っている。俺が正しい本の積み方を教えたほうがいいようだ。
どっちにしろ視野が狭い
上に貼ったのが問題の画像だ。これを見てどう感じるだろうか。感想を見ていくと賛同している人もいるが、嫌悪感を抱く人が多いようだ。反対意見は大体次のように分けられる。
- 本を踏んでいる
- 本を読んだほうが嫌なものを見ている
- 景色を見るために本を読むわけではない
まあ本を踏むことに抵抗のある人はいるだろうし、自分の好きなモノが批判されていい気分はしないだろう。しかし待て。お前ら本当に本を読んでいてその感想か?いくらなんでも単純すぎやしないか。この画像だけを見て語っちゃう時点でこの製作者の思う壺だろ。もう少し広く視野を持て。
見るんじゃあなく観ることだ…
もう一回だけ問題の画像をよく見てみろ。いや観てみろ。明らかにおかしいと思うだろ。人も本も壁も地面さえも紙っぽい質感をしているのに後ろの景色だけが全然違う。さらに壁に書かれている絵だっておかしい。この画像の趣旨から言えば、壁は本を読まない愚か者が見る景色のはずなのに遠近感が狂っている。そもそも壁に影が写っている時点で左の人間も目の前にあるのが壁だって気がついているだろ。明らかにつじつまが合わない。
ここから導き出される結論は一つ。この画像は改変されている。
さあ検索を始めよう。
ググったらすぐに見つかった。これがオリジナルだ。
やはりオリジナルでは本を読まない人間は壁にへばりついているだけだった。だが壁の向こうの景色は正直なところ予想外だった。なんとただの紙のまま。影が写っていないことから奥に空間が広がっているということはわかるが、特にきれいというわけでもない。なにこれわざとなの?それとも手抜き?
まあいい。これでようやくこの記事を読んでいる人も本当の景色を見られたわけだ。ちょっと検索すれば見れるレベルのものだけどな。
学ぶべきこと
ある意味で改変後の画像はオリジナルよりも深いかもしれない。本を読む・読まないは大した問題じゃあない。重要なのは与えられた情報だけで判断せず、自分の頭で考え、調査する。そうやって行動した者だけが世界の真実を見ることができるのだ。あと運のいい奴も見ることができるな。この記事を読んでいるお前とか。
まあ改変した奴がここまで考えて作ったかは怪しいが、デマに踊らされやすい人を見つけるリトマス試験紙としてはいい出来なんじゃあないか。
本を積むべき場所
じゃあ読書は無駄なのかと言えばそうではない。問題はどのような本を読むかということと、読んだ本をどこに積むかということだ。役に立たない本を何冊読んでも字を読むのに慣れるぐらいしかメリットは無いし、本を積む場所を間違えては今回の画像のように偽りの世界を見ることになる。
というわけでどのような本を読み、どこに積めばいいかを伝えよう。今回俺は検索することで真実に辿り着いた。だからここだ。
厚くて大きい本をPCの前に
引っ越しした直後、まだ椅子がなかった時に役立った。