本しゃぶり

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三井住友カードゴールドNLの100万円修行で解脱に至るための曼荼羅

100万円の修行で徳を積めば解脱に到れる。
どうせ徳を積むのならお得に積みたい。

これが俺の三井住友札黄金数無曼荼羅だ。

クレカを整理した結果

2ヶ月ほど前に、クレジットカードを整理する記事を書いた。手持ちのカードを使って、いかにポイントを獲得するかというものだ。

前回の結論

これに対し、はてブやTwitterなどで多くのコメントが寄せられ、とても勉強になった。やはり「全て」をあえて差し出した者が、最後には真の「全て」を得る。情報が欲しければ、まず自分から出すのが良い。

そして寄せられたコメントを元に再度カードを整理した結果、以下となった。

2枚減って3枚増えた。やはり積立に1%のポイントがつくのは大きいので*1*2*3

今回ポイントとなるのが三井住友カード ゴールド(NL)である。

俺が保有している中で、これだけ年会費があるからだ*4。初年度は年会費無料だが、翌年以降は5,500円(税込)がかかる。これまでSBI証券の積立に使っていた三井住友カード (NL)は年会費無料なため、積立投資だけ見たらこれは損だ。

無印 ゴールド
積立の還元率 0.5% 1.0%
積立による年間獲得ポイント 3,000 6,000
年会費 0 5,500
年間収支 +3,000 +500

だがゴールドで年間100万円を利用するなら話は変わってくる。

100万円使う修行

三井住友カード ゴールド(NL)は年間100万円利用するとお得になるカードである。

  1. 年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料
  2. 毎年、年間100万円のご利用で10,000ポイント還元(継続特典)

まず、一度でも年間の利用額が100万円以上となれば、翌年以降の年会費がずっと無料になる。ただし、SBI証券での積立投資は対象外である*5

次にポイント還元である。ゴールドの通常ポイント還元率は無印と同じ0.5%しかない。しかし、100万円利用すると追加で10,000ポイントが与えられる*6。つまりちょうど100万円利用した場合、実質的な還元率が1.5%になるわけだ。これは毎年獲得できる。

従って俺は今年、100万円の修行を行う必要がある。修行を達成できれば解脱に至り、後は何も気にせず淡々と積立投資で1%のポイントをもらい続けられる。

100万円の修行で解脱

とはいえ年会費永年無料と1万ポイントのために無駄な買い物をしてしまっては、本末転倒である。やるならば無駄な利用は避けたい。ここで「年間100万円のご利用」に何が含まれるかを確認する。

これによれば、俺が使っているKyashau PAYRevolutへのチャージも「ご利用」の対象に含まれるのだ。つまりとりあえず100万円チャージすれば解脱でき、あとは好きなタイミングで支払いに使えばいいのである。

チャージと利用のタイミング

ということで、俺は最終的にRevolutへ100万円をチャージすることで解脱に至ることにした。だがどうせ100万円もチャージするなら、間に他のサービスを挟んだりキャンペーンを利用したりしてお得にやりたい。

そう考えてこの2ヶ月弱ほど色々やった結果、ついに「譜面」が完成した

曼荼羅展開

三井住友札黄金数無曼荼羅

三井住友カード ゴールド(NL)を中心に資金とポイントの流れを図解してみた。au PAYつながりでau経済圏も合わせて描いてある。楽天とマネックスは関係が薄い上、面倒になったので除外してある。

以下、100万円利用のポイントのみ簡単に解説する。他について気になる人は自分で調べてほしい。

XRP交換券プレゼント

まず不確実性が高いが、還元率が良いXRP交換券である。

これは暗号通貨であるリップル(XRP)を三井住友カード利用金額の3%相当もらえるキャンペーンである。もらうための条件は2つ。(順不同)

  • エントリー期間中にキャンペーンエントリー
  • 対象期間中に三井住友カードつみたて投資を利用

俺の場合、もともと積立に使うためにカードを用意したので、実質的にキャンペーンにエントリーするだけでよかった。これで3%は大きい。また、本キャンペーンでもらえる上限は30,000円相当、つまり利用金額の対象上限は100万円である。従って俺の利用金額は全て対象となるわけだ。

カード利用対象期間とXRP交換券の送付タイミングには1ヶ月弱のズレがあるため、レートによっては還元率が3%を下回ることもありえる*7。とはいえこれは十分においしいキャンペーンではないだろうか。エントリー期間は4月末までなので、今からでも間に合う。

Kyashのキャンペーン

Kyashへのクレカによるチャージは、通常だと還元率が0.2%しかなく、しかも月に5万円までしか対象にならない*8。しかし、ちょうど2月と3月にいい感じのキャンペーンが開催された。

最大5%上乗せ還元キャンペーン

まず2月に行われた「最大5%上乗せ還元キャンペーン」である。これは1回の決済金額に応じて通常還元ポイントに加え、最大5%のポイント還元が行われるというものだ。5%にするには、1回の決済金額が50,001円以上の必要がある。

このキャンペーンの凄いところは、ポイント獲得の上限が無いことだ。ただしKyash Cardの24時間あたりの入金上限額は30万円であるため*9、キャンペーンに気がついた時のKyash残高が0であった俺の場合、この30万円/24hが上限となる。

そしてあまりにも大盤振る舞いすぎたのか、このキャンペーンは予定より早く終了してしまう。当初の予定では「2022年2月17日(木)18:00 ~ 2022年2月20日(日)23:59」となっていた。それが土曜日の午前中に急な告知がされる。

【2022年2月19日(土)午前10時06分追記】当社の想定を上回る反響をいただきましたため、2022年2月19日(土) 午前11時59分をもってキャンペーンを終了いたします。

結局、俺は30万円しか利用できなかった。

最大3%還元 Kyash春の39キャンペーン

3月になり、仕切り直しとして最大還元率が3%に減ったキャンペーンが開催された。こちらは獲得上限3,000ポイントである。つまり10万円まで利用できる。当然、俺は10万円突っ込んだ。

こちらは上限をつけたおかげか、予定どおりの期間開催されるようである。もっとも、2022年3月13日(日)23:59までなので、本記事を読んで知った人の多くは参加できないだろうが。

au PAY

俺の三井住友カード ゴールド(NL)はMastercardなので、au PAYにチャージできる*10。au PAYの通常還元率は0.5%なので、Kyashより上である。従ってKyashキャンペーンで使いきれなかった残り60万円はau PAYにチャージする。au PAYへのクレカでのチャージは25万円/月であり、まだ60万円完了していない。4月で完了する予定である。

au PAYは頻繁にキャンペーンをやっているが、Kyashとは違ってRevolutへのチャージが対象となることはまずない。なのでKyashによるチャージが無くなるタイミングまでは、慌ててau PAYからRevolutにチャージする必要はないだろう。もっとも、au PAYカード以外のクレカからのチャージ分が還元対象外と改悪するようなら、急いでRevolutに移すが。au PAYの支払上限は1日あたり50万円なので*11、告知されてからでも十分に間に合う。

結局、ポイント還元率はいくつとなるのか

以上のように、俺は複数のルートを使って100万円修行を完了する。こうなると気になるのが、俺がこれによって得たポイント還元率はいくつになるのか、である。そこで計算してみることにした。還元率計算の前提は以下である。

  • 三井住友カード ゴールド(NL)からRevolutまでのルートで計算する
  • 利用金額は100万円ちょうどとする
  • XRPの交換レートは利用対象期間から獲得・換金まで変動が無いものとする
  • au PAYからRevolutへ60万円チャージしたものとする

以上の前提で計算した結果を以下に示す。

100万円での獲得ポイント

俺にミスが無ければ、合計で66,200ポイント獲得したことになる。還元率は6.62%だ。それなりに高いと言えるのではないだろうか。まあ、100万円を使い切ったら終わりなのだけど。

終わりに

1回くらいは「お得なルート」を構築してみるかと挑戦し、様々なキャンペーンやサービスに手を出してみた。調べるのはなかなか面白かったが、進めていくと資金の流れがどんどん複雑になっていく。せっかくだから図解に挑戦してみたら想像以上に入り組んでいる。ポイ活ガチ勢たちはこれ以上に複雑なルートを構築しているのだろうし、サービス変更に合わせてメンテナンスしているのだから凄い。

今回挑戦してみて思ったが、Revolutはポイ活に便利ということだ。通常Revolutによる支払いにはポイントがつかないが、中継点として優秀である。今のところチャージで上限に引っかかったことは無いし*12、カード支払い金額の制限も無い。だからとりあえず貯め込むことができる。しかもSuicaやd払いに使うこともできるのだから*13

そんな便利なRevolutは現在「お友達を招待キャンペーン」をやっている*14

Revolutで特典をゲットしませんか?
条件を満たすお友達をRevolutに招待、招待されたお友達がアカウント登録するごとに、¥4000をゲットできます!

金をもらえるのは招待する側だけで、招待された側は1円ももらえない。

俺と最後通牒ゲームをしたいリア友は連絡をくれ*15先着5名で、キャンペーン終了は日本時間の2022/03/30 [水] 08:59 だ。

まあ、お金が欲しいならこんなことやるより『投資の大原則』を読んで実行した方がいいと思うがな。

『ウォール街のランダム・ウォーカー』のバートン・マルキールと『敗者のゲーム』のチャールズ・エリスが一般の人向けに書いた投資の本。「やるべきこと」に焦点を当てて、コンパクトにまとめている。投資に関して「どうすればいいか」だけを知りたいのなら、まず本書を読めばいい。

2022/05/19 追記

解脱した

お金の記事

*1:マネックスカードの還元率は1.1%

*2:楽天カードは2022年9月以降に一部の銘柄を除いて還元率が0.2%に下がるが。楽天カードクレジット決済でのポイント還元率が0.2%となる対象ファンド一覧 | 楽天カードクレジット決済 | 投信積立 | 投資信託 | 楽天証券

*3:au PAY カードによる積立は2022年3月28日から。auカブコム証券でau PAY カード決済による投資信託の積立!Pontaポイントたまる!

*4:正確にはマネックスカードにも年会費はある (550円) のだが、こちらは年間に1回以上の利用があれば翌年無料になる。これは積立も対象なので、積立のために契約した俺にとっては実質無料。マネックスカード(クレカ積立) | 商品・サービス一覧 | マネックス証券

*5:特典の詳細およびご注意事項|三井住友カード ゴールド(NL)|クレジットカードの三井住友VISAカード

*6:こちらも年会費免除と同様にSBI積立投資は対象外である。他にも対象外はあるので、特典の詳細およびご注意事項を確認しておくこと。

*7:もちろん逆に3%を上回る還元率となる可能性もある。

*8:Kyashポイント – Kyash HELP

*9:本人確認アカウントの場合。Kyash Visaカードのご利用上限について – Kyash HELP

*10:VISAは特定の発行元のカードでないとチャージできない。利用可能なカードを知りたければご利用ガイドを参照。au PAY 残高へのチャージ(入金)方法 | ご利用ガイド

*11:【au PAY】支払上限金額はいくらですか?(1回あたり/1日あたり)| よくあるご質問 | サポート | au

*12:カードの入金に上限はありますか? | Revolutヘルプセンター | Revolut JP

*13:d払いでのポイント還元は2022年5月いっぱいで終わるが。d払いご利用時のdポイント進呈条件の変更について d払い / ドコモ払い

*14:Revolut Blog

*15:信頼が重要なので知らない人とはやらない。