本しゃぶり

骨しゃぶりの本と何かを繋げるブログ

30歳で消える前にやっておきたいこと

物事には年齢制限や適齢期というものがある。
つまり多くのことを成し遂げるには順番が大切だ。

人生の最適化に挑戦する。

温泉むすめは30歳前後まで

様々な要素に火がついた温泉むすめだが、個人的に気になったのがこの設定だ。

赤子として産まれる温泉むすめは、現地の人々の手によって人間と同じように育てられ――やがて“大人”になると神階が上がり、人の目には見えなくなって・・・しまう。当代の温泉むすめが『代替わり』すると、再び赤子の温泉むすめが産まれて次代を担う。

代替わりを迎える年齢は――個人差が大きいが、平均で――三十歳前後だと言われている。人間の平均寿命よりもはるかに短いその数字に疑問を覚える温泉むすめも少なくない。
温泉むすめ伝「温泉津佐間の章」 | 温泉むすめ公式サイト

この設定が「遊女」に結び付けられて炎上が大きくなったのは、知ってのとおりである。

最初にこの設定を知った時、俺が思ったのは「長いな」であった。

いや、別にアラサー以降の女性に価値が無いとか言いたいのではない。だから火を放つのは待って欲しい。そういう批判はディカプリオに向けてくれ*1

俺が長いと思ったのは「他の作品の設定と比較して」である。様々な作品で「年齢制限」「適齢期」の設定が存在する。有名な例としては、エヴァンゲリオンのパイロットが挙げられる。あれは年齢に関して言えば、原則として14歳に限られていた*2。エヴァは「呪縛」という設定を使ってまで14歳に拘っていたわけで、これと比較すると温泉むすめの設定は長く緩い。

こんな感じで様々な作品における年齢に関する設定を脳内で列挙するうちに、ふと思った。どんな順番で行うと無駄が無いのか、と。

最適な年齢で経験を

原則的として、エヴァに乗るためには14歳である必要がある。つまり15歳になってからエヴァに乗りたいと思っても手遅れである。ここで他に「A:10代前半が最適」と「B:10代の間しかできない」という設定があったとする。そうした場合、以下のような人生だと最も無駄が無い*3

  • 10~13歳:Aを実施
  • 14歳:エヴァに乗る
  • 15歳以降:Bを実施

こういうことを思いつく限りやろうというのが、本記事の趣旨である。

受精卵:フェストゥム因子を移植する

人生設計は出生前から始まる。将来ファフナー・ノートゥングモデルへの搭乗に備え、遺伝子にフェストゥム因子を組み込む

フェストゥム因子があれば副次効果で天才症候群の兆候も期待できる。何が発現するにせよ、今後の人生を送るのに有利になるのは間違いない。

また、ファフナー搭乗とは別になるが、遺伝子操作をするついでに男性として生まれておく*4。将来温泉むすめとして活動することを考慮に入れた上でも、「この時点」では男性の方が望ましい。

生後半年以内:ジェダイ・イニシエイトとなる

生まれたらすぐにジェダイ聖堂に入り、教育と訓練を受ける。怒りや憎しみなど、余計な感情が芽生えてからでは遅い。

ジェダイとなるためにはフォースが強いことは前提として、幼少期からジェダイとなるための教育と訓練を受ける必要がある*5。大きく育ってから訓練を始めてジェダイになることも可能だが、ダークサイドに堕ちるリスクが高い。最適化を目指すなら、ここは伝統に従って赤子の段階からジェダイとしての歩みを始めるべきだ。

ジェダイになる利点としてフォースを使えるのもあるが、執着心を放棄することが求められるのが良い。これは将来役に立つので、掟にちゃんと従って生きよう。

5歳:時間割(カリキュラム)を受ける

学園都市の時間割(カリキュラム)を受けて能力を開発する。

能力開発は明確に年齢制限があるため*6、子供のうちにやっておく必要がある。そして能力は発現直後が貧弱でも訓練することで伸ばせるのだから*7、カリキュラムを受けるのは早いほうがいい。受けられる年齢に達したらさっさと始めよう。天才症候群によって脳の処理能力が常人より高いので、かなり高いレベルまで到達できるはずだ。

なお、早期に能力開発を行うデメリットとして、実質的に魔術サイドと決別することが挙げられる*8。だが後に説明するように、魔術サイドに移る方法はあるため、ここでは潔く科学サイドにベットしよう。

10歳前後:シンカリオンに乗る

最初に搭乗するロボはやはりシンカリオンだ。

シンカリオンに大人が搭乗することは完全に不可能というわけではないが、やはり適合率が高い子供のうちに乗っておきたい。あのメーテルでさえもシンカリオンのためには小学生となるのだから*9、わざわざ遅くする理由は無いだろう。

新幹線より自動車の方が好きという人はドライブヘッドを選択してもいいが、次を考えるとシンカリオンの方がお勧めである。

14歳:エヴァに乗る

満を持してのエヴァ搭乗。この年までに母親を同化しておく必要がある。

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シンジくんは14歳にしていきなり動かすことを命じられて苦労したが、この人生ではシンカリオンで経験済なので大丈夫。特に搭乗していたのが500 TYPE EVAなら、なおさらだ。今までと同じようにやればいい。違いは周囲の大人たちぐらいだ。

呪縛を使えば好きなだけエヴァに乗り続けることは可能だが、それをするメリットは薄いだろう。1年以内でさっさと降りて次に進むべきだ。

15歳:ファフナーに乗る

エヴァを降りたら次はファフナーだ。やっとフェストゥム因子の出番が来た。

搭乗するには高いシナジェティック・コード形成率を有する必要があるが、成人すると低下してしまう。やはり最盛期である10代半ばのうちに乗っておくのが正しい。

ファフナーには頑張れば20代半ばまで乗り続けることはできるが、あんまり乗りすぎると同化してしまう。せいぜい2,3年で止めておこう。

17歳:巨人の力を継承する

もしユミルの民の血を引いていたら、ここで巨人の力を手に入れておきたい。

巨大ロボットを操縦するのもいいが、そろそろ自分の肉体を使いたくなってきた頃ではないか。巨人ならば巨大ロボの感覚を維持しつつ、自分の肉体で戦うことができる。まさに一石二鳥だ。

巨人の力を継承する問題は、余命が13年となることである。そのためあまり早い時期に継承するべきではない。17歳で継承するならば30歳まで生きられるので、能力をフルに活用できる。

18歳:割れた子供達(グラス・チルドレン)となる

一度くらいは闇堕ちを経験するのも悪くない。なので割れた子供達(グラス・チルドレン)となって悪行の限りを尽くそう*10

グラス・チルドレンの年齢制限は20歳未満なので、まだ間に合う。また、「心を壊された」経験があるという条件も問題ない。エヴァとファフナーに乗っていればトラウマイベントはいくらでも起きる。友人を自分の意志に反して握りつぶすといった経験は、グラス・チルドレンの中でも相当にレアではないか。

フォースと能力を使え巨人にもなれるなら、一人で事務所を物理的に潰すのも容易い。もっとも忍者ならば巨人のうなじを切り刻むことができるので、油断は禁物である。

20歳になったら普通に抜ければよい。襲い来るかつての仲間は返り討ちにしよう。どうせ悪党だ。

20歳:日本防衛隊に入る

どうせ仕事に就くならば、年齢制限のある職がいい。そこで日本防衛隊に入り、怪獣と戦おう

日本防衛隊の募集年齢制限は、以前は30歳未満であり、後に33歳未満に引き上げられた。どちらにせよ20代で入るなら何も問題ない。

年齢制限があることを理由に選んだが、この仕事は天職になるはずだ。少なくともキャリアは十分に積んでいる。10代の大半を巨大な敵との戦いに費やしてきたのだ。小型が相手ならバトルスーツが無くても戦えるし勝つこともできる。

30歳:13歳の魔法少女となる

ここまでジェダイの掟に従い執着心を捨て、独身を貫いてきた。童貞としての練度は至高の領域に近い。よって魔法少女に転生する。

これで魔術サイドの人生も楽しめる。

転生先は普通の人間ではなく、温泉むすめでありたい。温泉むすめは「代替わり」の仕組みがあるので、転生直前に先代を始末しておけば成り代われるかもしれない。

14歳:キュゥべえと契約を結ぶ

14歳までにキュゥべえと契約を結ぶ。

すでに魔法少女ではあるが、新規で契約すれば願いが一つ叶う。この特典はおいしいので契約するべきだ。転生時の使い魔は解約でいいだろう。MNPできるわけでもないし。

契約後は適当に魔法少女として活動した後、14歳のうちにソウルジェムを濁らせる。これで魔女にジョブチェンジできる。中学生くらいならともかく、大学生の年齢にもなって魔法少女を名乗るのはきついものがある。魔法少女はさっさと卒業しておこう。

15歳:魔女として独立する

魔女は15歳になったら独立するものである。旅立ちの時が来た。

修行先は魔女の多い東北地方も悪くないが、やはり本場である欧州をお勧めする。その方が前世の経験が活きるし、出世できる。

20歳:ストライカーユニットを脱ぐ

この年齢になると魔力減衰が著しい。そろそろ魔女を引退する時だ。

無理に頑張って撃墜されも仕方ないし、これまでずっと戦い続けてきた。そろそろのんびりと過ごしてもいいのではないか。サクッと魔女をやめて、温泉にでも浸かろう。

20代:温泉むすめ

ということでようやく温泉むすめである。

20歳を過ぎて温泉むすめ師範学校に通うのは普通ではないかもしれないが、「何かを学ぶのに遅すぎることはない」の精神で押し切ろう。それにこれまで世のため人のために戦い続けてきたのだ。それくらい許してほしい。

このまま上級の神になることを目指してもいいが、やはりもう少し人間として生きたいというのが本音ではないか。そこで次の手を打つ。

20代後半:乙女ゲーをプレイして過労死

20代半ばから後半にかけて乙女ゲーをプレイする。仕事も全力で取り組む。そして過労死すれば、悪役令嬢に転生できる*11。あとは好きなように人生を送ろう。

理屈は1回目と同じである。タイムリミットが課せられているならば、転生してリセットしてしまえばいい。

問題は転生方法である。転生というとトラックを使うのが有名だが、アレは確実性に劣る。轢かれる瞬間に誰かに突き飛ばされて転生権を奪われるかもしれないし、轢かれたところでゾンビにされるかもしれない。もちろんただ死んで終わりということもありえる。

その点で乙女ゲーと過労死の組み合わせは盤石だ。俺の調べによると、20代もしくは30代の乙女ゲー好きな女性が過労死すると、100%の確率で悪役令嬢もしくはその周辺に転生できる*12。これを使わない手は無い。

ついでに過労死のコツを書いておこう。好きなタイミングで過労死するならば、「痣」を発現させるのが一番だ。痣者は例外なく25歳を待たずに死ねる*13。アラサーにピッタリの方法だ。39℃以上のお風呂で乙女ゲーをプレイし、トキメキが最高潮に達すれば痣が発現する。あとは転生するのを待つだけだ。

終わりに

ジアースのパイロットになるタイミングを見つけられなかったのが心残り。まとめの代わりに目次を置いておくので、どうすればいいか考えといてもらいたい。

念のため書いておくが、この記事をもって俺が「温泉むすめの30歳定年設定を肯定している」と読み取る人はいないと思いたい。もしそう読み取ったとしたら、読解力に問題があるので国語の勉強をした方がいい。幸いなことに独学には年齢制限は無いので。

作品を混ぜるタイプの記事

今回のも大変だったが、こっちも大変だった。

*1:レオナルド・ディカプリオが25歳までの女性としか付き合っていないことを示したグラフが分かりやすい - Togetter

*2:ツッコミを入れる前に「原則」の意味を調べて欲しい。

*3:ここでは効率的であることを良いとしている。エヴァに乗ることが幸福の観点で「良い」かどうかは人それぞれだろう。

*4:性別の選択はフェストゥム因子を組み込むよりは簡単だろう。実際に男子を産もうとするなら、Y精子がX精子よりアルカリ性に強いという性質を利用するのが一般的。もちろん100%成功するというものではない。

*5:なお、このルールは旧共和国時代のものである。ルークが復興した新オーダーでは年齢制限は撤廃されている。

*6:少なくとも30代になったら手遅れ。

*7:もっとも、伸びるだけの素養は必要だが。

*8:拒絶反応を受け入れるのなら話は別だが。

*9:新幹線変形ロボ シンカリオンZ:「銀河鉄道999」メーテルが小学生に!? 異色のコラボの裏側 - MANTANWEB(まんたんウェブ)

*10:ダークサイドに堕ちないようにするというのは何だったのか。

*11:まれに悪役令嬢の周辺の人物であることも。

*12:これが出版バイアスである。

*13:ただし縁壱を除く。