オンラインサロンをやらないとキッパリ言ったのに……
スマンありゃウソだった。
なぜ始めたのか説明しよう。
前回までの本しゃぶり
2022年4月、PVと収益が頭打ちになった本しゃぶり。さらなる成長のためには新しいことを始めるしかない。そこで俺はnoteで有料の定期購読マガジンを始めることにした。
だが、俺にも譲れないものがある。オンラインサロンは無しだ。自分のために何をするべきか、よく考えた結論がこれだった。
Q 次は有料サロンに屈しそう
A は? 俺は互助会を否定し、馴れ合いを嫌い、他のブログとの交流などブクマをした時のみである孤高のブロガーだぞ。この俺が屈するものか。
有料定期購読マガジンに屈しました - 本しゃぶり
それでも俺は収益のために何かしたい。諦めきれない。
俺、やっぱりやる。
2つのプラン
ということで有料のオンラインサロンをnoteのメンバーシップを使って始めることにした。
用意したプランは2つ。「スタンダード」と「プレミアム」だ。
スタンダードプラン
スタンダードは普通に俺を支援したい人向けのプランだ。
- 月額500円
- 定期購読マガジン「骨しゃぶり書簡」を無料で読める
- メンバー限定掲示板を閲覧できる
定期購読マガジン「骨しゃぶり書簡」を読めることが最大の特典。メンバー限定掲示板はおまけみたいなもので、現時点ではちょっとした連絡やどうでもいいことしか投稿していない。
プレミアムプラン
プレミアムはもっと俺を支援したい人向けのプランだ。
- 月額1,000円
- 定期購読マガジン「骨しゃぶり書簡」を無料で読める
- メンバー限定掲示板を閲覧できる
- メンバー特典記事を閲覧できる
見ての通りスタンダードの倍額支援できることがポイントだ。特典はスタンダードとほぼ同じ。
一応メンバー特典記事を閲覧できることになっているが、現時点で登録されているのはマガジン未登録の有料記事のみ。新しく書くかは決めていない。機能として用意してあるだけだと思ってもらって構わない。
マガジン購読との違い
どちらのプランも「骨しゃぶり書簡」を無料で読むことができる。こうなると当然の疑問として、普通にマガジン購読するのと何が違うのか、となるだろう。以下に比較表を用意した。
マガジン購読 | スタンダード | プレミアム | |
---|---|---|---|
マガジン記事を読む※ | ○ | ○ | ○ |
掲示板閲覧 | × | ○ | ○ |
限定記事 | × | × | ○ |
月額 | 500円 | 500円 | 1,000円 |
初月費用 | 無料 | 有料 | 有料 |
基本的には掲示板閲覧の可否がマガジン購読とメンバーシップとの違いとなる。ただしマガジン記事の扱いについては、マガジン購読とメンバーシップで大きく異なる。
- 定期購読マガジン:「購読期間中に追加された記事」が読める機能
- メンバーシップのマガジン閲覧:加入期間に限り、過去の記事を含めた全記事が読み放題
イメージとしては定期購読は記事の購入で、メンバーシップはまさに記事の閲覧と言えばいいだろうか。場合分けして一覧にすると以下となる。
購読/加入の状態 | 記事の追加タイミング | マガジン購読 | メンバーシップ |
---|---|---|---|
購読/加入中 | 購読/加入より前に追加 | 買えば読める | 読める |
購読/加入中 | 購読/加入中に追加 | 読める | 読める |
解約後 | 購読/加入より前に追加 | 買えば読める | 買えば読める |
解約後 | 購読/加入中に追加 | 読める | 買えば読める |
解約後 | 解約後に追加 | 買えば読める | 買えば読める |
「買えば読める」というのは、「骨しゃぶり書簡」に登録している記事は全文無料 or 有料販売としているからである*1。
なかなか複雑で面倒だが、これはnoteの仕様であり、俺が設定したものではない。より詳しく知りたい人は自分でnoteのヘルプを読んで欲しい。
こうやって見ると、基本的にはメンバーシップ (スタンダード) 加入の方がマガジン購読よりも得に見える。月額は同じなのに掲示板が閲覧できるからだ。それにまだ購読していない人は過去記事もまとめて読めるからだ。それでは俺にとってのメリットは何か。それは手数料の差である。
10%の差
プラットフォーム利用料
売上金額から事務手数料を引いた金額に以下の料率を乗じた額を差し引きます。
有料記事、有料マガジン、サポート、メンバーシップ:10%
定期購読マガジン:20%
コンテンツを販売する際に引かれる手数料 – noteヘルプセンター
なぜ同じようなサブスクサービスなのに、メンバーシップは10%で定期購読マガジンは20%なのか。10%の差は大きく、「骨しゃぶり書簡」は月額500円なのでクレカ決済ならば購読者1人あたり48円/月の違いとなる*2。
この差ならマガジン購読からメンバーシップに移ってもらった方が俺の収益が増えると判断した。作業量はこれまでと変わらずに。だから手のひらを返してオンラインサロンを開設したのである。
来そうな質問に対する答え
今回もありそうな質問に対して先んじて回答しておこう。定期購読マガジン「骨しゃぶり書簡」に関する質問への回答はマガジン説明記事を読んでもらいたい。
Q マガジン購読者だけど今すぐメンバーシップに移った方がいい?
A マガジン解約とメンバーシップ加入を同じ月に行うと二重課金される。それでもいいのなら移って。二重課金が嫌なら1月にマガジン解約して2月になってからメンバーシップ加入するのがいい。
Q メンバーシップのお試しはできないの?
A できない。「骨しゃぶり書簡」の購読を初月無料にしているので、両方とも初月無料にすると2ヶ月無料にできてしまう。さすがにそれはちょっとな、と思った。
Q とはいってもいきなり課金は二の足を踏むのだが
A 基本的にメンバーシップは「骨しゃぶり書簡」を読むためのものなので、お試しをしたいのであれば以下の手順で登録するといい。
- 1ヶ月目:「骨しゃぶり書簡」を定期購読し、その月の内に解約する。これで課金はされず、当月に登録された記事は全て読むことができる。
- 2ヶ月目:スタンダードプランに加入する。これで過去記事も含めて全て読むことができる。
前述したとおり、注意すべきはマガジン解約月とメンバーシップ加入月をずらすことである。もちろんいち早く俺のことを支援したいのであれば問題ない。
Q スタンダードに比べてプレミアムは高すぎない?
A 俺をより支援できることに価値があるのだが。
Q せっかくのオンラインサロンなのだからセミナーとかしないの?
A しない。少なくとも今の時点では。毎日のマガジン更新と本しゃぶりで手一杯なので。
Q メンバーシップだと解約したらまた課金しないと記事を読めなくなるのが抵抗あるのだが
A Evernoteとかで全部保存したらどうか。
Q 定期購読マガジンとメンバーシップどちらかに統一すればいいのに
A 定期購読マガジンとメンバーシップは一長一短あるので、選択肢があった方がいいだろうという判断。
Q メンバーシップは去年の夏からやっていたのになぜ今更?
A オンラインサロンをするつもりはサラサラ無かったので、全くメンバーシップについては調べていなかった。それが最近ドングリFMで「手数料が安いからマガジンやるならメンバーシップをやれと塩谷舞が言っていた」と言っていたので*3、それならやるか、と。
Q ドングリFM #929は1月1日に配信なのに、メンバーシップ開設が1月25日って遅くない?
A 俺は証券口座を開設してから取引するまで3年かかり、歯医者に至っては後回しにし続けて10年以上経った男*4だぞ。聞いてから1ヶ月以内にやったというのはかなり早い。まあ、マシュマロ*5が飛んで来なかったらまだ開設していなかっただろうが。
Q noteのメンバーシップのプラン説明記事*6、なんか追記が多くない?
A マシュマロを読んだ勢いで始めたので。後は察しろ。
Q 次は変なグッズを売りつけそう
A 既にあるぞ。
加入してね
*1:単品販売 or 有料マガジンに登録していない場合、解約した後に期間外の記事を読む手段は無い。
*2:クレカ決済だと事務手数料として売上金額の5%が引かれる。その残額に対して10%ないし20%のプラットフォーム利用料が課される。
*3:楽しいラジオ「ドングリFM」: 929 今年の抱負をひねり出す回 on Apple Podcasts